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「データ」とは違った良さ、あるなぁ。
渋谷パルコにて開催中の、ポラロイドのポップアップイベント「THE POLAROID ANALOG EXPERIENCE」に行ってきました。イベントの開催期間は2025年6月25日まで。
スマホを閉じて、Polaroid Flipを開こう
胸に染み入る良いコピーだなぁ…。ポップアップの場所はパルコ入ってすぐという好立地。お店の準備時点で多くの人が足を止めて眺めていました。
インスタントカメラの定番ともいえるポラロイドですが、実は日本でのポップアップストアは今回が初めて。こんなに知名度はあるのに、意外だねぇ。
ポップアップストアでは、現在ポラロイドが販売中の「Polaroid Now」「Polaroid Go」、そして最新モデル「Polaroid Flip」がズラリ。10万円を超えるハイエンドモデル「Polaroid I-2 Instant Camera」の姿もありました。
インスタントカメラにはフィルムも必須。ってことでポラロイドが展開しているフィルムも全種類が揃っています。カメラのフィルムってかなり個性が出るポイントなんですけど、専門スタッフに直接解説してもらえるのは心強いね。
こちらは「Polaroid Flip」。レンズを4種類搭載したマルチなヤツで、さらに現行機種では最強レベルのフラッシュも搭載。気軽な撮影も夜のストリートフォトもお任せってワケよ。
折りたためば持ち運び性能もヨシ。米ギズモードのレビューでは重いとの評価でしたが、持ってみるとそんなこともなく。ストラップを斜め掛けすれば首にも優しいし(スタッフさんも斜めがけしてた)、折り畳めるからバッグにも収納しやすい。
ポラロイドのアジアアンバサダーを務める台湾の写真家・陳詠華さんの写真も展示されていました。モデルには女優の黒木華さんを起用し、銀座にて撮影されたそうな。
下に見えるのが撮影された原寸のフィルムで、上の写真はスキャンして引き伸ばしたもの。え、ポラロイドの絵って引き伸ばしてもこんなに綺麗なの!?
スキャン&引き伸ばし印刷で額装した写真も。フィルムも使い分けているらしく、その違いが写真の「味」になっています。これ、簡単そうに見えるけどデジタルのレタッチとは訳が違うから、職人技だよなぁ。
また、ポラロイドの中の人が語っていた言葉で印象的だったのが「フィルムは情緒を残せる」という素敵なフレーズ。
アナログのカメラって温度による影響なども受けるので、季節や空気感などが写真に影響を与えるんです。それは、撮影時のエッセンスとして写真に影響を与える。露出やピントが難しいポラロイドカメラですが、「この環境ならカメラの設定はこれくらい、フィルムはこれかな?」などを考えるのも、オンリーワン感に寄与する素敵な体験ですもんね
というわけで、僕も「Polaroid Flip」で一枚撮ってもらいました。どんな絵になるかな?
おー、レトロ感! こうやって写真を手で持てるってだけでもワクワクするし、やっぱフィルムは好きだなぁ。
ポップアップストアでは実際に撮影を体験することもできます。撮り方やフィルムの特性もポラロイドの人に直接レクチャーしてもらえる、貴重な機会ですね。
スマホやデジカメでの撮影も便利で綺麗だけど、フィルムを消費して(それも高価な)緊張感のあるシャッターを切る体験は、また一段と特別。特別を生み出せる道具としてのカメラって良いなぁと、改めて実感できました。
ポップアップイベント「THE POLAROID ANALOG EXPERIENCE」は、6月25日まで開催中。じゃじゃ馬、けれど愛おしいフィルムの魅力を、ぜひご堪能あれ。
Source: X
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