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まさか掃除機、こんな形になるとはなぁ!
ダイソンと言えば? そうですね掃除機。最近はヘアドライヤーや空調家電、ちょっと変わったヘッドホンなど、さまざまなジャンルを展開していますが、やはり代名詞的なアイテムは「スティック掃除機」ですよね。
ここ最近、掃除機の新作は出ていなかったので、まだかまだかと待ち望んでいたのですが、ついに来ました。完全新作「Dyson PencilVac Fluffycones」登場です。
この見た目で「掃除機です!」って言われてもはぁ? ってなりそうですが、紛れもなく掃除機。
モーター、バッテリー、ダストボックス、フィルターまでもが、わずか38mmの太さの棒にすべて収まっているという化け物です。
Photo: 小暮ひさのりこの驚異的な細さを実現できたのが、こちら新開発の「Dyson Hyperdymium 140kモーター」。
直径28mm、500円玉とほぼ同じ大きさという極小のモーターながら、従来モデルと比べて出力密度は34%向上。毎分最大14万回転を叩き出すというやはり化け物みたいなモーターですね…。
Photo: 小暮ひさのりその杖の先に装着されるは、やはり新開発の「Fluffycones クリーナーヘッド」。
Photo: 小暮ひさのり裏から見るとこう。円錐形のブラシが前後左右に1本ずつ。合計4つ装備されていて、全方向からゴミを集めて吸えるという超効率的な構造。
また、円錐形デザインにすることで、髪の毛がからまず、外へ外へと押し出されるため、ブラシへの毛絡みも防げるそうな。「特殊な形状には理由がある」ってことですねー。
このヘッド、使い勝手はどうなの?
ってのが気になると思います。実際試したところ、想像以上にヘッドの動きは滑らかでスムーズで軽快! 回転している状態では、スーイスーイと動いてくれますね。ほとんど力は要りません。
最近のダイソン掃除機ではおなじみの、緑色レーザーによって、ホコリを可視化する機能もあり。贅沢にヘッドの前後に装着されています。
Photo: 小暮ひさのりこいつが、前だろうが、後ろだろうが、横だろうが関係なし。動かす方向を気にせず、全方位ホコリ絶対許さんマンとして、どう動かしてもゴミを吸い取ってくれます。超効率的ですね!
なお、稼働時間は最大で30分。バッテリーは脱着可能でバッテリーを交換すれば、さらに長時間の稼働もOK。
Photo: 小暮ひさのりこんな見た目ながらペタンとなるので、狭い場所へも対応できるの偉くないですか?
本体ダストボックス(クリアビン)がスリムなので、ここまで水平に倒しても、床にゴヅンと当たらず左右にヘッドを振ることができますね。こりゃあ便利だわ。
Photo: 小暮ひさのりヘッドを交換すると、スキマにも突っ込んで掃除できるのも◎。まさに吸える杖として活躍してくれます。この長さを活用して、エアコンの上や棚の上なども掃除できますねー。
Photo: 小暮ひさのりゴミ捨てもシンプル、引いて、押し出す。竹水鉄砲みたいな感じ。
ダストボックス容量*は見た目通り大きくないので、こまめなゴミ捨てが必要になりそうですが、この手軽さでいいならアリですね。形状体に先っぽをゴミ箱に突っ込んでゴミ捨てできるので、ゴミの舞い散りも少なそう。
*実容量は0.08Lだが、その約5倍のゴミを収納可能(Dysonによる試験結果)
この「Dyson PencilVac Fluffycones」、直販サイトでの価格は8万4920円(税込)。
値段は…まぁ高いけど、掃除の「効率」で見ると理にかなった機能性。デザインもスタイリッシュでおしゃれですし、充電スタンドも付属しているのがいいですね。
なお、直販サイトで購入すると、予備バッテリーがプレゼントで付いてくるので、稼働時間が実質倍になるの、魅力的じゃない?
絨毯やカーペットなどでは試せていないので、それらの上でもスムーズに動かせるのか? はまだ未知数なので、なんとも言えないところですが、フローリングで使う分にはかなり快適だったので、自宅にあったらこれしか使わなくなりそうな予感がしています。正直かなり欲しい!
Photo: 小暮ひさのりなお、これは余談ですが、モーター28mmをアピールするために、500円玉が無造作に置かれていたのが、個人的にヒットでした。
イベントから帰るときまで、行方不明にならずにちゃんと残っていたことをお伝えしておきます。日本って平和。
Source: ダイソン