この小さなボディに、パワフルなプロセッサを積んできましたねえ。
転売対策、高い互換性などなど、Nintendo Switch 2が話題です。内部をみてもトピックが盛りだくさん。ここでは、処理能力を司るプロセッサに目を向けてみましょう。NVIDIAが自社のブログで詳細情報を公開しています。
ブログでは搭載しているチップの詳細は伏せられていますが、先代比で10倍というGPUパワーを実現したNVIDIA社製カスタムプロセッサーを積んだことで、4K 60HzもしくはフルHD 120Hzでの映像出力が可能になりました。ドックにさして遊ぶのであれば、テレビを買い替えたほうが良いご家庭もあるかもしれません。
レイトレーシングを担当するRTコアも入っています。『マリオカートワールド』も背景やコースの描写がとても綺麗だし、『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』やフロム・ソフトウェアの新作『 The Duskbloods』にも期待が持てちゃうなあもう。
AI用のTensorコアを採用しているのも気にあるポイント。消費電力を抑えながらNVIDIAご自慢の映像アップスケーラー DLSSも使えるし、ゲーム映像だけではなくプレーヤーの顔も共有できるゲームチャット時には、背景除去&フェイストラッキングが可能になったそうですよ。オプションのUSBカメラも欲しくなってきますね。
しかしフェイストラッキング機能を盛り込んだってことは、VTuberみたいにCGアバターを使った会話もできるってことかな。
なお携帯モードの場合はフルHD 120Hzになるとのこと。 G-SYNCによる可変リフレッシュレートによるヌルヌル描写になるわけですね。4万9980円という価格はほんとにバーゲンプライスだよなあ。
NVIDIAだからこそ、高性能でありながらこの価格を実現できるプロセッサが作れたのかもしれません。
Source: NVIDIA