えーちかい近い!と心の中で叫んでしまいました。
先日AppleがVision Pro向けコンテンツ『Metallica』を公開。メタリカのツアー「M72 World Tour」のメキシコシティ会場にて、180°映像+空間オーディオで撮影された没入型のライブ映像です。今朝はこれをApple表参道で体験してきました。
「ライブ会場のような体験を家でも楽しめるのかー」と想像していたのですが、いい意味で予想外の体験ができますよ、これ。
映像は観客席から見た会場の様子で始まるのですが、演奏がスタートすると自分はステージの上、ボーカルギターのジェイムズ・ヘッドフィールドのすぐ隣にいるんです。近すぎて笑っちゃうくらい。他にもドラムのすぐ横から、ステージのすぐ下から、メンバーひとりひとりの様子を間近で見ることができました。
ライブ会場の現地に行けば、たくさんのファンと一緒にもみくちゃになりながら爆音を浴びれるんでしょうが、ステージに立つことはできませんよね。つまりライブ体験を家でも、というより、Apple Vision Proのために作られた全く別のライブ映像が『Metallica』です。
空間ビデオなので被写体はすべて立体的に見えます。近くで立体的に見えるというだけですごい迫力なのですが、迫力だけじゃない効果も感じました。
アーティストがどんなギターを使っているのか、どんな素材の衣装を着ているのかまで手に取るように立体的にわかるんです。弦を弾く指づかいから、足元に貼られたセットリストのシワまで、詳細に。
「こんなかたちのイヤモニしてるんだ…」「蓋なしのコップで水分補給するんだ…」など変に冷静な気持ちでステージの隅々まで見入ってしまう自分がいました。でもこういうのってファンからしたらたまらないんじゃないでしょうか?
ライブ現地とはまた違う、もっともアーティストに近いところで演奏を楽しめるコンテンツだと感じました。
『Metallica』はAppleのすべての店舗のApple Vision Pro体験ブースで視聴できます。
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Photo: amitoSource: Apple