新生活を迎えるにあたって、スマートフォンの購入を考えている人は多いでしょう。
先日発売されたiPhone 16eは、最新のiPhoneシリーズでありながら比較的安価ということもあり、新学生に買い与えるのに最適の端末のように感じられますし、「わが子のスマホデビューに検討中」という声もチラホラ。
そこで、実際に子どもに触らせてみて最適なのか確かめてみました。
小学校高学年の子どもに、iPhone 16eを購入。購入理由は、高学年になり習い事の時間が遅くなってきたこと。電車に乗って通う習い事を始めたこと。
最初はキッズスマホも検討しましたが、中学校・高校を視野にいれ、長く使えそうなiPhone16eを購入することにしました。が、現状、GPSでの位置確認、習い事時の親との連絡、たまにカメラしか使っていないので、圧倒的にオーバースペック。でも、長い目でみれば…。買ってよかったかどうか、正解がでるのは5年から6年後です。
正直、iPhone SE 4があればよかったです。iPhone 16eは、従来のSEモデルよりも高スペックになり、結果、価格も予想以上にあがりました。小学生には分不相応な高スペックスマホです。
それでも、私がiPhoneユーザーなこと、家のタブレットもiPadで子どもがiOSの仕組みになれていることから、どうしてもAppleスマホがよかった…。
スペックも価格ももっと低いやつがあれば、それが大正解なんですけどね。もっと言えば、家に古いiPhoneがあれば、それが正解です。毎回こまめに下取りに出してきたことが、今回、裏目にでました。
(そうこ)
我が家では、中学生になる子どものスマホデビューにiPhone 16eを考えていました。
理由は、中学進学で地元の友達と離れ離れになってしまう息子から「友情を続けるためにLINEがしたい」と言われたからです。
これまで、子どもの見守りアイテムとしてApple Watchを使わせていましたが、友人らとのコミュニケーションという点において、ペアレンタルコントロールがちがちのApple Watchでは不自由を感じるようになったみたいでした。
なので、スマホの購入を検討し始めたのですが、お試しに借りたiPhone 16eを息子に渡してみてもイマイチな反応。よくよく話を聞いてみると、「最新のスマホが欲しいわけではなくLINEでやり取りできればなんでも良い」とのこと。
つまり、Apple Intelligenceも2in1のカメラシステムも、最大9時間長いビデオ再生バッテリーも重要視されておらず、「友人とのコミュニケーションツールが欲しい=LINE」一択だったわけです。
私は「スマホ=最近の子どもはカメラを重視するはず」みたいな先入観を持っていました。でも、写真やSNSに対する興味は個人差がありますよね。息子はまったく興味を持っていないようでした。
というわけで、私の古いiPhone XSを息子にお下がりすることでしばらく様子を見ることに。とはいえXSのOSサポートもそろそろ終了が近いと思われるので、そのときにまた考えなきゃなんですが。
(中川真知子)
正直なところ、最適とも最適じゃないとも言えません。たった2ケースですが、子どもが小学生なら親のお下がりのiPhoneでいいんじゃないかな、というのが共通のアンサーでしたね。
ケース1は中古のiPhoneを持っていなかったから、長期使用を見据えてiPhone 16eの1択。ケース2は古いスマホを持っていたからお下がりができた。
現時点ではケース2の方が節約できていますが、iPhone XSのバッテリーが死んでしまった場合買い替えを余儀なくされるわけで、そのときに大金が飛んでいくことは目に見えています。その頃、ケース1のiPhone 16eのバッテリーはまだ元気にしていることでしょう。
あらためて子どもと考えてみると、iPhone 16eが向いているのは「自分がスマホに何を求めているのか」を理解できている大人じゃないかと思います。いろんなスマホを使った上で、自分の生活スタイルやSNSとの付き合い方をある程度把握している人が「自分が求めるスペックはこれくらいだな」と思った人が手に取るのにピッタリという感覚。
まぁ、正解なんて5、6年経ってみないとわからないんですけどね。
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