JBLの最新スピーカーJBL Charge 6。JBL Flip 7と合わせて、本国アメリカで4月初めに発売されます。日本ではまだ販売について発表がありません。ですが、両モデルともに前モデルが国内展開されているので、きっと取り扱いされるはず!
米Gizmodo編集部が、発売前に一足先にレビューしました。
JBL Charge 6への期待は大きいです。なぜなら前モデルにあたるCharge 5が超良品だったから。
タフさも音質も向上! 防水ポータブルワイヤレススピーカー「JBL CHARGE 5」が発表 人気シリーズの最新モデル!海外では今年1月に発表されていたJBLのワイヤレススピーカー「JBL CHARGE 5」が、日本向けにも発表されました。価格は1万6280円で、2021年5月21日(金)発売予定。 https://www.gizmodo.jp/2021/04/jbl-charge-5.html耐久性も実用性も高く、もちろん音もいい。大丈夫、新モデルも期待は裏切りません。
JBL Charge 6は、今の市場で最もタフなBluetoothスピーカー。特徴である「Charge」、モバイルバッテリー機能もあります。1日中パーティーしてもバッテリーの余力あり。新機能の「Playtime Boost」を使えばさらに長持ち。Auracastにも対応。
肝心の音はどうかというと…。今まではどちらかというと低域が重視されていた印象でしたが、Charge 6では全方位的なバランスにより重きをおいているようです。もちろん低域も効いてるけれど、それによって中高域が置いてきぼりになってない。
ドルでの価格は199.95ドル(約3万円)。
ハンドルをつけると、バッグみたいになるのが非常にいい。ユニークなデザインです。ドレスアップしてこれ持つのいいなとすら思います。
同時発売のFlip 7と同じく、リサイクル素材を多く使用。ファブリックは100%再生布、プラスティックも85%がポストコンシューマーの再生プラスティック材料。
耐水・防塵仕様もFlip 7と同じくIP68、市場トップのタフさです。落下にも強く、コンクリートやウッドデッキなどに、最大1mの高さから落としてもへっちゃら。
Image: Adriano Contreras - Gizmodo USJBL定番デザインで、真ん中にはロゴを大きくデザイン。上部には音量と再生・停止ボタン。Auracast、電源、Bluetoothはその奥。左右にはバッグみたいなハンドル、またはストラップをつける凹みがついています。背面にはUSB-Cポート。ここからスピーカーの充電はもちろん、モバイルバッテリーとして、スピーカーからスマホやラップトップなどの充電も可能。
Image: Adriano Contreras - Gizmodo US重さ0.99kg。サイズは、228.8×98.5×94.0mm。そこそこのサイズはありますが、他社製品(BOSE Soundlink Max、Ultimate Ears Megaboom 4、SONOS Roam 2)と比べると、まぁそんなもんでしょう。
Flip 7と同じく、Charge 6もAuracast対応。これは音楽や音声を複数端末に送信するBluetoothの新機能。送信できる端末数が無制限なので、どこまででも楽しめます。JBLのアプリ「JBL Portable」から「PartyTogether」機能を使えば、Charge 6を2台連携させるのも簡単。
機能として注目すべきは、Playtime Boost。これはFlip 7も対応している機能で、とにかく音楽を長く聴きたい人向け。もっと言うとパーティー向けの機能。イコライザー(専用アプリから設定可能、プリ設定4つ+カスタマイズも可能)を切って、その分音量を上げつつバッテリー持ち向上を実現します。
Charge 6はフル充電で24時間使用OK。1日中パーティーし続けることができます。Playtime Boost機能を発動するとプラス4時間、最大28時間パーティーできます。
Charge 6が目指したのは、よりリアルな音。AI Boost技術で、リアルタイムで音を分析、歪みを最小限にして、最適化された音を届けます。
Spotifyのプレイリストを2時間くらいぼーっと聴いていましたが、あらゆるジャンルの音楽を楽しむことができました。EnVogueの「Giving Him Something He Can Fee」も、Janelle Monaeの「Yoga」も、 The LayaboutsとPortia Moniqueのコラボの「Bring Me Joy」も、Durand Bernarrの「Impact」、あるべき音がそのまま聴こえてきました。音だけでなく、スピーカーからデスク、デスクから私の手に伝わってくる振動もいい。
ただ、曲によってはひっかかりを覚えおることも。例えばKendrick Lamarの「heart pt. 6」は高域が少し割れて聴こえたし、No Doubtの「Spiderwebs」ではバックコーラスの割れが少し気になりました。
前述した通り、Playtime Boostを使えばバッテリー持ちは最大28時間。Playtime Boostなしで試してみたところ、50%の音量で23時間42分いけました。フル充電にかかったのは3時間。10分充電でも150分使えます。
Charge 6は、バッテリー65%の状態での発送が基本なので、届いたらすぐ使えます。
ポータブルバッテリーとしても使うと、スマホやタブレットはフル充電できますが、ラップトップのフル充電はさすがに無理。
2025年のベストBluetoothスピーカーに輝くと思います。Flip 7と迷うけど、ポータブルバッテリー機能があるかないかの差で、自分的にはこっち!
音もクリーンで温かみがあり、何よりもバランスが取れています。曲によっては高域の割れも感じますが、そこをクローズアップして大きくバツを付けるほどでもない。Auracast対応やPlaytime Boost機能など、実用的な作りになっている上、何よりバッテリー持ちがいい!
やっぱり2025年のベストBluetoothスピーカーだと思います。
いいところ:かわいいデザインな上に超タフ。サイズにしては音がパワフル。バッテリー持ち最高。ポータブルバッテリーになる。Auracast対応
残念なところ:最大音量にすると中高音が割れがち
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