風を感じて波に乗ろう。
長ーい3枚のブレード(羽)を持つ風力発電は、国によって9年〜30年で疲労寿命が訪れると想定され、交換を余儀なくされます。
ですが、海沿いに設置されることが多いので、耐久性に優れたパーツはそう簡単にはボロボロになりません。
スペイン発のインフラおよび再生可能エネ開発を行なっているアクシオナと、豪州のサーフボードメーカー Draft Surfがコラボし、使用済みのブレードでサーフボードを作りました。
開発はプロサーファーのジョシュ・カーと共に行われ、プロトタイプの10種類が作られました。
ブレードの粒子を使うと強度が増すそうで、再利用したファイバーグラスでフィンも作られています。
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アクシオナの担当者いわく、豪州では今後10〜15年で大量のブレードが廃棄されることが分かっており、いかにリサイクルするかを模索しているとのこと。
これまではスニーカーの靴底や、太陽光発電所の追跡装置に使うサスペンションに再利用したことがあるそうな。
他にも粉砕してセメントを焼くための燃料にしたり、アスファルトに混ぜる利用法もあるとのこと。
サーフボードはブレードをそのまま小さくしたような加工なので、粉砕より再利用時のエネルギー効率が良さそうです。
Image: Draft Surf風力発電も太陽光パネルも、廃棄時ではなく、最初からどうリサイクルするかと考えて作れば、環境に優しいと思います。
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Reference: 国税庁, Noshiro City