なんだこの万能機…!
カメラを体験できる。となると、ついフラッグシップや特化型プロ機に注目しちゃう。わかる。スペックでぶん殴るハイスペック機かっこいいし、画質も強い!
でも、個人的な最近のテーマは「撮影体験を楽しむには?」という視点。たとえば、撮影のハードルを下げて、楽しく撮れるカメラってどういうものだろう?という思いでCP+2025に挑んだのですが、そのなかで高い満足感をくれたカメラに出会いました。
昨年末に発売されたニコン「Z50II」です。
聞くところによるとZ8やZ9世代と同レベルのAF性能と言われています。でも、「Z50II」はAPS-Cのいわゆるミドル機。Pro機と比較されるAF性能ってどのくらいなの? CP+2025、ニコンブースで試してきました。
まず、これを見てください。
Gif: 小暮ひさのり Gif: 小暮ひさのりうぇぇぇぇぇっ!? こんなに粘るれるの!?
AF合わせの速さ・正確さもさることながら、食らいついたら離さず追随し続ける粘りをみせてくれました。こいつぁすげえ…。
説明してくださったニコンスタッフさんの
演算速度がZ8、Z9並になりました
とニコニコしながら言っていた姿が脳裏から離れません。これは確かに自慢したくなる性能だわ…。
Photo: 小暮ひさのりセンサー画素こそ前モデル「Z50」と同じ20.9MPですけど、画像処理エンジンは上位モデルと同じ「EXPEED 7」。処理能力が格段に進化しているし、被写体認識機能も拡張されている(人物の顔、瞳、頭部、胴体/犬/猫/鳥/飛行機/車/バイク/自転車/列車を認識)。使い勝手面では大幅な進化を遂げていますね。
Photo: 小暮ひさのり本体サイズもコンパクトだし、グリップも持ちやすくしっかり握れる。モニターもチルトからバリアングル式に進化するなど、撮影での快適さを感じさせる優秀なAPS-C機だなぁと。
Photo: 小暮ひさのりあとUSBポートもZ50ではmicroUSBだったのが、Z50IIではUSB-Cになっていました。よき。
ほんとトータルバランス高くて、フットワーク重視な撮影スタイルにめちゃくちゃマッチしていますね! たとえば街歩きの撮影、子どもやペットの撮影、ちょっとした取材や観光など、ほんといろんなシーンで一歩進んだ使い勝手のよさを与えてくれるミラーレス一眼の入門機としてピッタリなモデルかも?
そんな万能機ですから、さぞお高いんでしょう?
と思ったんですが、カカクコムで最安値探したら12万円台からあって、二重に驚きました。この子コスパすっごいな。心が揺れるッ。
Source: ニコン
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