挟んだページを要約してくれる「AIしおり」、どう?

  • 2025年3月5日
  • Gizmodo Japan

挟んだページを要約してくれる「AIしおり」、どう?
Image: Mark

メールの返信から、レポートの要約、画像の編集にスケジューリングまでAI機能にお任せし始めた現代人。一体、人間はどこまでAIに頼るつもりなのでしょう。1冊の本を読みきることさえ、AIの力を借りようとしています。

AIしおり「Mark」

AIしおり「Mark」は、紙の本に挟んで使うしおりです。AIとついている通り、ただ挟むだけじゃありませんけど。

本の途中でAIしおりを挟むと、そのページの要約内容とページ数をスマホに送ってくれます。「〇〇さん、82ページまで。AさんがBさんと食事に出掛けて高校時代の思い出を語り始めたところです」ってな具合でしょうか。

本のタイトルと合わせて、本全体の要約もしてくれます。また、読書スピードなどのトラッキングも可能。

紙の本にAIを挟むという、オールドスクールと最先端がミックスされています。

これによって、ユーザーは再度読み始めたときに「あ、そうそう。そういう流れだったな」と、本の内容に入っていきやすくなります。フィットネス系アプリが運動を促したり、ゴール達成を褒めてモチベーションをあげてくれるように、AIしおりMarkは読書のモチベーションを上げるガジェットだと、Mark公式はうたっています。

AIしおりMarkは129ドル(約1万9400円)。現在開発中のようですが、事前予約はスタートしています。

AIしおりにモチベ管理されてまで読書したいかどうか、ですね。読みたくないけど読まなきゃならない人向けなのかな。

Source: Mark.Engineering

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