まさにこの時季にピッタリな一着。
2月中旬に入ってから10度を超える日も出てきて、何を着ればいいかわからないこの季節。このタイミングで買っても損のない、今から春まで着られる一着をmont-bell(モンベル)で見つけました。
新しく手に入れたのは、mont-bellの「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」。164cmでメンズSサイズを着ています。
ダウンなしのアウターに切り替えるのは朝晩の冷え込みが不安だけれど、モチモチすぎるダウンは暑い…この時期にピッタリなんです。
この手の薄手のダウンは何枚か試してきたけれど、さすがアウトドアのmont-bell。個人的には薄手ダウンの中で、過去イチ気に入っています。というのも、重さ約165gと超軽量でありながら本当に暖かいんです。
身軽でありながら前をしめればしっかり保温性を感じられるし、少し暑い時は前をあければほどよく風が通るから体温調整をしやすい。例えば、ちょうど10度でほぼ風がない日は薄手のトレーナーにこれ、と薄着気味に思える格好でも凍えずに済むほど。
丸首タイプで首回りがスッキリしているのは大きなメリットなのですが、他のノーカラーダウンに比べて襟元が深めなので、風の強い晩にはマフラーなど別の防寒アイテムがあると安心かと思います。
軽いのに暖かいのは、mont-bellの高品質ダウン「EXダウン」のおかげ。わずかな綿量でも極めて高い保温力を発揮するダウンだから、軽量でも暖かいのです。
ダウンの品質を示す「FP(フィルパワー)」は、一般的には550〜770FPが良質、700FP以上が高品質とされている中、このEXダウンは800FP! 軽くてスッキリと着られるのに不思議なほど暖かい、本当に頼もしい一着です。
さらに、裏地には帯電防止加工済み。「洗濯を繰り返しても衰えることがなく、半永久的に持続」するのも、さすがアウトドアブランド。また、表地、裏地ともにリップストップ素材なうえはっ水加工済みと、まさに全部のせ…。タウンユースには十分すぎるスペックを持ち合わせています。
薄手で着脱が楽なのはもちろん、脱いだ後はこうして付属のスタッフバッグに収納可能。
「脱いだら持ち歩くのが面倒だから」とダウンを着ずに出かけてしまうのではなく、「暑かったらしまえばいいか」と気楽に考えられるから、春先も寒い思いをせずに済みそう。
スタッフバッグに収納すると、径10×縦15cmと小さくなるので、バッグが小さめな方にも使いやすいかと。軽いので、カラビナでカバンにかけておくなんてこともできそうです。
登山の中間着として作られたこのスペリオダウン ラウンドネックジャケットですが、普段着にも馴染んでくれてカジュアルな雰囲気に。さらっと着て出かけられるのにしっかり暖かくて、気温の予想できないこの季節に重宝しますよ〜。
Photo: mio
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