装着を忘れるレベル。「HUAWEI FreeArc」はオープンイヤーの新定番だ

  • 2025年2月10日
  • Gizmodo Japan

装着を忘れるレベル。「HUAWEI FreeArc」はオープンイヤーの新定番だ
Photo: 小暮ひさのり

オープンイヤー型、気になる人はチェック必須です。

2月7日に開催されたHUAWEI JAPAN 2025年Q1新製品発表会では、イヤホンからスマートウォッチ、アイウェアまでさまざまなウェアラブルギアが発表されました。

なかでもこれ良いぞ!とダントツでお気に入りになったのが、こちらのイヤホン。

日本市場が初発表となる「HUAWEI FreeArc」、最近流行りのイヤーフック型オープンイヤーモデルです。

カラバリはブラック/グレー/グリーンの3色

形状記憶のニッケルチタン合金のワイヤーを内部に採用することで、程よい弾力がありつつ型崩れしない構造。外皮には弾力がありすべすべとした感触の液状シリコーンが使われていて、肌触りの良いのが特徴となっています。

スペックをざっと紹介すると…

・重量はイヤホン単体が約8.9g、ケースが約67g

・17x12mmの大型ダイナミックドライバー採用

・Bluetooth 5.2接続(2台マルチペアリング対応/コーデックSBC/AAC)

・IP57の防水規格対応

・連続再生約7時間(イヤホン単体)/約28時間(ケース併用)

といった感じ。

しかし、スペックからでは伝わらない情報が多々あり、どちらかというとそれらがこのイヤホンの本命なところでもあるので、それらをメインに紹介しますね。

びっくりするくらい軽い装着感。着けていることを忘れさせてくれる

まず、驚いたのが装着感の良さです。

まぁ、オープンイヤーってどれも装着感にコダワリがあるモデルが多いと思うのですが、こちらも例に漏れず着け心地が良いですね。

そもそも、ベースの重量が軽い(約8.9g)というのもありますが、耳周りに圧迫感なく、それでいてしっかりとフィットするしずく型カーブのデザインが絶妙。液状シリコーンの柔らかな肌触りも相まって、装着感の「軽さ」が生まれています。

それがどのくらいすごいのかというと、あれ?僕イヤホン着けていましたか?と思えるくらいのインパクト。装着したてでは、「耳元に何か乗っているぞ」を感じるんですけど、2〜3分もすると存在感が消えて気がつくと耳元から音が鳴っている現象だけ残っている感触。

またまた大げさな…。って思われるかもしれませんけど、僕の評価ではこれまで装着したオープンイヤーの中でも、ワンランク上の着け心地でしたね。

なおかつ、重量バランスも良く、運動中でもズレたり落ちたりしにくい設計になっているとのこと。

発表会ではプロランナーの神野大地さんが製品を装着しながらニコニコ走っていました。

オープンイヤーの課題を克服、音漏れは「逆の音波」で打ち消す!

オープンイヤーイヤホンってやはり気になるのが「音漏れ」問題。

カナル式と比べてしまうとどうしても音は漏れます。だって構造上しかたないんだもん。でも、そこをオープンイヤーの宿命と諦めず「HUAWEI FreeArc」にはとある対策が講じられているのです。

それが「逆音波システム」。

いわゆるノイズキャンセリングと同じく、鳴っている音と逆の音波を当てることで、音の波を相殺するというアプローチ。それを耳元で行なうことで、外部への音漏れを低減させているのです。

これがどのくらいすごいか?というと、聴取に快適なレベルの音量で音楽を流しても、会話する距離ではほぼ音漏れが聞こえないレベルになります。

たとえば…デスクで横並びで仕事をしている距離感では気になりません。また、電車の中などそもそも環境音が大きい場所でも、シャカシャカ音は聞こえないと思いますね。

緑のビーム領域が「ちょっと聞こえる」エリア

体験として面白かったのが、方向によって打ち消しレベル(この表現が正しいかはわかりませんが)に若干の波があるところ。

具体的には、正面や横向きでは音漏れのシャカシャカは聞こえないのですが、2時と10時の方向は音の打ち消しが若干弱まる傾向がありました。不思議!

でも、おかげで単純に音漏れしていないのではなく、空間に広がっていく音を耳の周りで打ち消しているのを実感できた気がします。このシステムめちゃくちゃすごいことやっている気がするよ…。

音質も満足。普段使いイヤホンとして1日中着けていたい

それでいて、音質面もアリですよこいつ!

17x12mmの高感度ドライバーユニット搭載。低音域にはPU振動板を採用し、高音域ではチタンコーティングのPEN振動板を採用。下から上までのびのびとした音が出ている印象でしたね。

また、先述の音漏れ防止機構のおかげで、音楽に集中できるレベルの音量で流しても、音漏れをそこまで意識しなくて良いのもリスニング体験の底上げにつながっている気がするなぁ。

こうして、装着感から懸念ごとから音質まで。かなり納得感が高かった「HUAWEI FreeArc」の価格は1万8800円。本日から3月18日までGREEN FUNDINGで出資を募っています。

ノイキャン性能が欲しい派は「FreeBuds Pro 4」を

自分の世界に没頭したい!という人に向けた、強力なノイズキャンセリングに対応したフラッグシップイヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro 4」も発表されています。

アクティブノイズキャンセリングが強力なのはもちろん、イヤーチップに形状記憶スポンジを採用することで、物理的なノイズキャンセリングのレベルまで引き上げているのが特徴。スポンジ素材イヤーチップは厚めの素材で、耳の穴をピタッと塞いでくれるため遮音率は確かに1ランク上がる感覚ですね!

その分耳への圧迫感も上がっちゃうけど、通常のイヤーチップとスポンジ素材イヤーチップとの両方が付属するので、お好きな耳フィーリングを選べるようになっていますよ。

「HUAWEI FreeBuds Pro 4」の価格は2万8800円、ECサイトやイヤホン専門店eイヤホンで購入できます。

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Source: ファーウェイ, Photo: 小暮ひさのり

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