たったの90秒でタイヤの空気が入ります。しかも手放しで

  • 2025年2月17日
  • Gizmodo Japan

たったの90秒でタイヤの空気が入ります。しかも手放しで
Photo: Yohei Arai

2024年1月14日の記事を編集して再掲載しています。

車のタイヤの空気圧は、自然空気漏れで一か月に5〜10%も低下します。空気圧不足は、燃費の低下や操縦性の悪化だけでなく、パンクにつながる危険性も。ほとんどの人が、ガソリンスタンドで空気圧をチェックしていると思いますが、ハイブリッドのような燃費のいいクルマだと、数カ月もスタンドに行かないなんてこともザラ。EVだとそもそもスタンドに行きません。

そんなご時世からか、自宅で手軽に空気圧をチェック&充填できるモバイルタイプの空気入れの注目が高まっています。私もいろいろ探していたのですが、値段は1000円台から1万円オーバーまでピンキリ、スタイルも手のひらサイズから電動ドリルのような大型タイプまでさまざま。

そのなかから私が選んだのは、日本製で信頼性が高く、コンパクトで使い勝手がいいと評判の「スマート空気入れ」(7980円)。

ボタンを押すだけで空気充填完了

スマート空気入れは153×60×39mmの手のひらサイズ、ちょっと大きなモバイルバッテリーといった雰囲気です。USB Type-Cで約2時間で満充電。満充電状態で、車のタイヤを6本充填できます。

本体上部に格納されたエアホースを抜くと電源が入る仕掛けで、タッチパネルに現れたボタンを押して操作します。抜いたエアホースは空気の充填までに、本体上部にねじ込んで接続しておきます。

ボディに物理ボタンはなく、スマホのようなタッチパネルタイプになっています。シンプルで質感の高いデザインも好感が持てます。

画面中央部にある「M」ボタンを押せばアイテム別のモードに切り替えられる仕組みで、すべてのモードに対応するアタッチメントが付属しています。

スマート空気入れは、車だけでなく、自転車、バイク・スクーター、ボール、浮き輪にも対応します。

車モードを選んだら、希望の空気圧をセット。空気圧は、ドアを開けたところに貼ってあるステッカーに記載されている推奨空気圧を参考にします。高速道路を走る場合や、乗員数が多い場合は記載数値より一割程度高めにセットするのがいいと言われています。

タイヤの空気圧表示単位は、PSI(プサイ)、BAR(バール)、KPA(キロパスカル)、Kgf /cm2(キログラムフォース)と4種類もあります。国産車やバイクでは主にKgf /cm2やKPAを使っていますが、輸入車はPSIが多いよう。さらに自転車はBARだったりします。空気入れによっては、すべての単位に対応しておらず、自分で変換しながら空気を入れる必要がありますが、このスマート空気入れは、ボタンひとつで4つの単位を切り替えることができるのがポイントです。

空気入れの常識を覆す機能性

今回は高速に乗る前ということもあり、2.5Kgf /cm2の推奨に対して2.7Kgf /cm2にセット。スマート空気入れ側の操作はこれで終わり。あとは、タイヤのバルブキャップを外して、エアホースの先端を時計方向に回してタイヤとスマート空気入れを接続するだけ。

エアホースとタイヤのバルブはしっかりと固定されるので、バルブがタイヤ上部にあってスマート空気入れ本体が地面に届かなくてもOK。そのままバルブにスマート空気入れをぶら下げた状態で大丈夫なのです。接続がすんだら、液晶中央部にあるスタートボタンを押して、設定空気圧になるのを待つだけ。設定した空気圧になったら自動的に充填がストップするので、ボタンを押したら放っておけばOKなのです。

一般的に、モバイルタイプの空気入れのウィークポイントとして、「音が大きい」「時間がかかる」の2つが挙げられています。スマート空気入れの音量は掃除機レベルの65dbとメーカーはアナウンスしていますが、夜間でなければそれほど近所に気を遣うようなレベルではありません。駐車場や公園近くのような民家から離れた場所であれば問題ないはず。

ただ、充填時間は思ったよりかかります。今回、2.4Kgf /cm2の状態から2.7Kgf /cm2に充填したのですが、所要時間はタイヤ1本で約1分30秒。4本すべて入れるのに10分弱かかりました。ガソリンスタンドの空気充填機は1本あたり十数秒で終わることを考えると、時間的には不利ですが、コンパクトなサイズで手元に置いておけることやいろんな単位やさまざまな物に対応できることを鑑みただけでも、使い勝手は完全にスマート空気入れに軍配が上がります。

ガソリンスタンドに多い、持ち運びできるエアタンク式の空気充填機はほとんどがアナログタイプ。タイヤの脇まで空気充填機を運び、片手でタイヤのバルブにエアホースを押さえつけて、現状の空気圧を確認。そして、もう片方の手でプラス、マイナスのボタンを押しながら、空気量を調整していくのは結構コツがいる作業。

スマート空気入れのように、希望空気圧をセットしてあとはボタンを押すだけ、というわけにはいきません。タイヤの空気チェックに慣れていない人にはかなりハードルが高い作業のはず。ボタンひとつで最適な空気圧に調整できるのは革新的。 まだ使いはじめたばかりで、信頼性の判断はもう少し先になりますが、電話・メール・LINEによるカスタマーサポート、1年間のメーカー保証もついています。品質に関しては一定の信頼ができそうですね。

Photo: Yohei Arai

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