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挟んで焼くと、トーストは別次元の旨さになる。毎日食べたい新食感でした

  • 2024年5月11日
  • Gizmodo Japan

挟んで焼くと、トーストは別次元の旨さになる。毎日食べたい新食感でした
Photo: 小暮ひさのり

トーストの新しい触感、楽しめます。

焦げ付かなく、薄く、スタイリッシュな未来型ホットプレートで人気のabien(アビエン)。その次なる提案は「パン本来の味わいを楽しもう」でした。

それを叶えるために送り出されたのが、1枚焼きという贅沢なトーストを楽しめる両面グリル型トースター「abien BREAD GRILL」です。以前Makuakeにて先行販売されていたプロダクトですが、昨日から一般販売が開始されています。

まずはどんなふうに焼けるのか? が一番気になるところだと思うので、食レポから行きますね!

カリッとふわっが共存するミラクル

Photo: 小暮ひさのり

今回は分厚い4枚切りのパンを食してみました。

予熱100秒のあとにパンを入れて焼き上げスタート。上下に配置されたヒータープレートでパンを挟み込んで焼くため、ムラ無く均等に熱が入るそうな。

おかげで厚切りのパンではこのあと約90秒、冷凍したものでも150秒で焼き上がるスピードスター。

Photo: 小暮ひさのり

焼き上がりがこちら。開けた瞬間にふわっと美味しい匂いが襲いかかってきます。もうこの段階で幸せ感がすごい。

そしてその食感は…

Photo: 小暮ひさのり

・パンの表面→カリッとした気持ちの良い歯ざわり

・耳の部分→ さらにカリカリなクリスピーな食感

・中身 → もっちり&ふんわり!

という3種類の食感が一度に味わえるハッピーセットでした。これが美味しいのなんの!

耳の部分のクッキーのようなカリッカリ感が楽しいし、かぶりつくたびに封じ込められたパンの甘みが開放されるようで、無心になってガブガブ食べちゃう。

こんなハイブリッドなトーストの食感なんてはじめてだし、いつも食べている食パンを焼くデバイスを変えるだけで、こんなにも個性的な食感と美味しさが引き出せるなんて、驚きしかありません。

「これまで実力を引き出せずに申し訳なかった…」と罪悪感すら感じてきて、これまで食べたパンの数だけ謝りたい。

パンの実力を引き出す、abienのテクノロジー

Photo: 小暮ひさのり

このパンを美味しくする秘密、ちょっと詳しく紹介しますね。

まずは上下のプレートにはabienが独自開発した「サーキットヒーター」が組み込まれ、プレートの広範囲を強力かつムラなく温めることができます。

Photo: 小暮ひさのり

そして上下からパンをそっとホールド。

プレートの下にはスプリングが仕込まれているので、分厚い4枚切りから薄い8枚切りまで幅広く対応。どの厚さでもプレートがしっかりとパンの表面に接してくれます。

こうしてパンの表面にプレートを当てて焼くことで、パン自体が持つ水分を封じ込めます。

一般的なトースターでは7〜15%ほどの水分が蒸発しますが、abien BREAD GRILLでは約1〜4%の蒸発率に抑えられているとのこと。おかげで、外はカリッと、中はふんわりと焼けるそうな。

Photo: 小暮ひさのり

焼き上げモードは常温と冷凍パンの4種類から選べます。

ちゃんと冷凍パンがフォローされているの偉すぎません? 特にジメジメしがちなこれからの季節、開封した食パンはすぐに冷凍庫保管している人も多いと思うので(我が家もそうです)、解凍フローを経ずにそのまま突っ込んで焼けるのはパン食派の味方。

なお、普通にトーストするだけでなく、パンの上下にチーズを挟んで焼いたり、たまごを乗せて焼く(パズーのパンみたいなやつ)といった調理もOK。

挟み込むパネルの表面は焦げ付き防止の特殊コーティングが施されているので、汁が溢れ出るもの以外なら挟んで焼いて良いそうな。自由度高くて朝食のバリエーションも広がりますねー。

Photo: 小暮ひさのり

毎日使うものなので、お手入れしやすさも考えられています。

上下のプレートはパカッと外せて、水洗い対応(食洗機はNG)。ホットプレート「abien MAGIC GRILL」と同じく焦げ付きにくい特殊コーティングが施されているので、なんなら軽く拭き上げるだけでもすぐにキレイになります。

プレートを外した四隅も緩やかなカーブを描いていて、パンくずなどが隅っこに溜まりにくいようなデザイン設計も嬉しいポイントですね。

マットなブラック、陶器のようなホワイト

Photo: 小暮ひさのり

「abien BREAD GRELL」のカラバリはブラックとホワイトの2パターン。5月10日より予約開始で、5月24日発売となります。価格は2万7500円。

Photo: 小暮ひさのり

ブラックはマットな質感。

A4サイズでコンパクトなんですが、大人びたガジェッティさがあって、見せる家電としての存在感を感じます。

Photo: 小暮ひさのり

ホワイトは陶器のようなツルッとした質感。ダイヤルもピンクみが加わっていてラグジュアリー感もマシマシ。これもキッチンで映えるデザインですね!

毎朝パンを食べたくなる魔法がかかる

Photo: 小暮ひさのり

「abien BREAD GRELL」がやってることは、パンに熱を加えてトーストする。

…なんですけど、これはそのシンプルな工程をサーキットヒーターというテクノロジーを応用することで、「調理」という次元まで引き上げているように感じられました。

僕、自称ご飯派なんですけど、これで分厚いパンを焼いて食べる姿を想像したら、ああ、それができたら幸せだよなぁ…。って自然と思っちゃった。自宅にこれが置かれたら抗えずにいろんなメーカーの食パンを買い込む自信があります。

困った…。毎朝パンを食べたくなる魔法をかけてくる機械に出会ってしまった…。

Source: abien

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