元々は独特の花色をしており、根茎から花と葉っぱが別々に伸びて咲く無茎種の多年草、クリスマスローズ。
今回は、そんなクリスマスローズの水やり方法や日当たりなど、育て方についてご紹介します。
クリスマスローズとは、その名前からも想像できるように冬の時期だけ花を咲かせる珍しい花です。
冬の女王と呼ばれているほど寒さに強いので、育てるのにおすすめの花です。
また、一度育て始めると6年近くは植え替えや株分けをする必要がないので、初心者でも育てやすい花とも言えます。
クリスマスローズは、地植えと鉢植えの2種類の方法で栽培することができます。
地植えに関しては、夏季において極端に乾燥している場合のみ水やりを行えば十分です。
鉢植えの場合は、乾燥気味に育てる花なので、土の表面が乾燥していたらしっかり与えましょう。
夏季は夕方辺り、冬の場合は朝方にたっぷり水を与えます。
葉っぱや花、茎に水を当てないように注意しましょう。
水やりしすぎると根腐れしてしまうので、夏季は朝夕の2回、冬場は数日に1回くらいが目安です。
クリスマスローズによく起こる病気は、黒斑細菌病やブラックスポット、ベト病などとされています。
害虫はナメクジ、ハダニ、ヨトウムシなどが見られやすいです。
殺虫剤や殺菌剤が有効なので、発生しやすい初夏から秋にかけては十分に対策を行いましょう。
珍しい冬咲きの花、クリスマスローズについて育て方などを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
手間もあまりかからないので、是非一度育ててみましょう!