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綺麗な花には棘がある?実はバラ科の植物ラズベリー

  • 2016年10月28日
  • ガーデニング・ラバーズ

よく市場に並んでいるいちごもそうですが、ラズベリーはバラ科の植物です。

花言葉の「後悔」や「嫉妬」は、可愛い実や花に見とれて手を出すと、鋭い棘が刺さることに由来しているとか。

こう聞くと、実にバラ科らしい由来ですよね。

ブルーベリーと並んで育てやすい

丈夫で病害虫にも強く、そのため日本各地でも自生していることが多いラズベリー。

木苺と言えば、幼いころにハイキング中に成っている実を摘んで食べた人もいるのではないでしょうか。

地下茎の繁殖力が旺盛で、低木ですが庭植えすると周りの植物の育成を阻害するほど繁殖します。

鉢植えなら3月頃を目安に植え付けすると、夏の収穫に間に合います。

相性のいい土、水のやり方、肥料の時期

いちごやブルーベリー同様、水はけのよい土を好みます。

最近ではベリー用の土が市販されているので、それを利用するのが確実です。

鉢植えの場合は庭植えより乾燥しやすいので、表面の土が乾いたらしっかりと水やりを行います。

特に夏場の乾燥ペースは早いので、年間で一番気をつけるところです。

肥料は市販されている野菜用のもので大丈夫です。ラズベリーやいちごは、実は分類上は野菜です。

ラズベリーは果実ができるとすぐ新芽が出ます。ですので、花が咲く直前になる5月頃と、新芽が出て成長する8月頃が肥料のタイミングです。

収穫のための一手間を

お楽しみの収穫時期は、6月から7月です。

二季成りの品種だと10月や11月にもう一度収穫できます。そちらは秋に収穫できる物の方が実も大きく、酸味が強くなります。

ただし日本では梅雨の時期に重なることから、風通しが悪いと灰色カビ病が発生します。

夏を控えた頃に剪定して、日光風通しをよくしておけば防げます。

まとめ

無農薬で作れることから、自生しているものを見た、食べた人も多いでしょう。そういった思い出のある植物を、自分の手で育ててみるのも面白いかもしれません。

 

 

※トップ画像はPhoto by Haruさん@GreenSnap

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