昨年8月から試運転、満を持して出力5万kW
電源開発株式会社(以下「電源開発」)は1月10日、北海道久遠郡せたな町で新たな風力発電所の営業運転を開始したと発表した。
「せたな大里ウインドファーム」は出力5万kW。2016年に工事を開始し、シーメンスガメサの風力発電機16基を設置して2019年8月に試運転に至った。せたな町には2005年に運転開始した「瀬棚臨海風力発電所」もあり、電源開発にとって北海道で6カ所目の風力発電所となる。
同社の再生可能エネルギー事業は、設立以来の水力発電や40年以上の実績を誇る地熱発電に加えて、風力発電では国内第2位の規模。北海道から鹿児島まで23カ所で合計出力49万3660kWの発電所を運転中だ。
さらに3カ所で4万kW級の風力発電所を建設中
電源開発ではさらに24番目から26番目にあたる風力発電所を建設中で、合計出力は12万7532kW。
最も建設が進んでいる秋田県にかほ市の「にかほ第二風力発電所」は出力4万1400kW、2020年1月に運転開始の予定となっている。
電源開発は今後もこれまでの知見や経験を生かし、再生可能エネルギーの開発に取り組んでいく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
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電源開発 リリース
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