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出光興産、需要家側エネルギーリソースを活用したVPP構築の実証事業に参画

  • 2019年11月10日
  • エネクトニュース
エネルギーマネジメント技術によりVPPを構築
出光興産株式会社は、2019年11月7日、経済産業省が公募する平成31年度『需要家側エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント構築実証事業』に参画すると発表した。

同実証事業は、高度なエネルギーマネジメント技術によりバーチャルパワープラント(以下「VPP」)の構築を目指すもの。出光興産は、同社がリソースアグリゲーターを務める横河ソリューションサービス株式会社と共に、同実証事業へ参画する。

需給調整力を創出し得るシステム
VPPは、工場や家庭といった需要家側が保有するエネルギーリソースを遠隔制御・統合管理し、ひとつの発電所のように機能させるシステムのことを指す。再生可能エネルギーのさらなる導入を実現し、火力電源の代替となる需給調整力を創出し得るシステムとして、近年注目を集めている。

エネルギー企業である出光興産は、再生可能エネルギーの普及および分散型エネルギー社会の実現に向けた事業開発を進める中で、VPPにも注目。VPP関連の知見習得に加えて、石油・電力・太陽電池事業における顧客にも新たな付加価値サービスを提案すべく、今回の実証事業への参画を決定したという。

VPP実施の際のポテンシャルについて検証
同実証事業において出光興産は、同社グループ企業の油槽所など2カ所に大型蓄電池を新設。同じくグループ企業が保有する自家発電設備と組み合わせる形で実証を行い、VPP実施の際のポテンシャルについて検証を行う。

なお同実証事業は、関西電力株式会社がアグリゲーションコーディネーターとして実施する『関西VPPプロジェクト』の一環として、実施される。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

大型蓄電池を活用したバーチャルパワープラント構築実証事業に参画 - 出光興産株式会社
https://www.idss.co.jp/news/2019/191107.html

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