再生可能エネルギー電源活用「再エネ特約」
2019年8月23日、中国電力株式会社はホームページにおいて、特別高圧・高圧での契約者向けに「再エネ特約」という新たな料金メニューの提供を開始することを発表した。
「再エネ特約」は、中国電力株式会社が保有する太陽光発電や水力発電等といった、再生可能エネルギー電源のCO2排出量ゼロの環境価値を利用するもので、中国電力株式会社と特別高圧・高圧で契約する人は、自らが使用する電気のCO2排出量をゼロにすることが可能となる。
同料金メニューを契約した場合、契約者の同メニューの適用電力量は、「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」（地球温暖化対策の推進に関する法律）において、CO2排出量を算定する際、CO2排出係数をゼロとすることができ、契約者のCO2排出量の低減につながるとしている。
料金単価は協議して決定
「再エネ特約」は、特別高圧・高圧で同社と需給契約がある人が対象で、現在の契約に対する付帯契約として契約が可能だ。契約期間は「再エネ特約」適用開始日から同年度末となっている。受付開始日は2019年8月23日だ。
「再エネ特約」適用の電気料に対して環境負荷価値分が加算される仕組みで、料金単価は契約者と中国電力株式会社が協議し決定するとしている。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
中国電力株式会社
http://www.energia.co.jp/press/2019/12010.html
