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3種類の電池を備えた住宅で新たな居住実験を開始

  • 2020年3月28日
  • エネクトニュース
ネットゼロエネルギーを超え、電力系に調整力を供給
大阪ガス株式会社(以下「大阪ガス」)は3月25日、燃料電池と蓄電池、および太陽電池を活用した新たな実証実験を積水ハウスと共同で開始すると発表した。

再エネの導入が進み多数の電源が電力系に接続されたことで、電力系の需給調整が難しくなってきている。再エネ電源に蓄電池やEVを接続して需給調整を行うVPP(バーチャルパワープラント:仮想発電所)の実証事業も盛んで、2021年4月には新たな需給調整市場が開設される。

大阪ガスと積水ハウスは2016年から2年間、燃料電池を最大限に活用した居住実験を実施し、ネットゼロエネルギーを達成した。今回の実験では、3種類の電池を設置した住宅による、電力系への調整力貢献の可能性を検証する。

太陽電池と蓄電池の調整力に燃料電池で持続力を
実証実験では太陽電池と蓄電池による大きな充放電力に安定的な発電を行う燃料電池を組み合わせて持続的な調整力を提供し、VPPの1リソースとしての課題を抽出していく。

大阪ガスと積水ハウスは今後も燃料電池を活用した住宅の普及に取り組むことで、快適な暮らしの実現と環境負荷の低減に貢献していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

大阪ガス リリース
https://www.osakagas.co.jp/

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