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ヤンマーエネルギーシステム、VPPに用いる自動制御モジュールを開発

  • 2020年4月1日
  • エネクトニュース
小型分散電源を、IoTで最適に制御
ヤンマー株式会社は、2020年3月27日、同社のグループ会社がVPP(バーチャルパワープラント)に用いる自動制御モジュールを開発したと発表した。

このモジュールを開発したのは、ヤンマーエネルギーシステム株式会社。日本全国に点在する発電機などの小型電源を、IoTで最適に制御するものとなっている。

統合的に制御し、1つの発電所のように機能させる
ヤンマーは、産業用ディーゼルエンジンを主事業としながら、様々な市場に向けてトータルソリューションを提供している総合産業機械メーカー。グループ会社であるヤンマーエネルギーシステムは、エネルギーシステム事業全般を担っている。

ヤンマーエネルギーシステムのモジュールが用いられるVPPは、「仮想発電所」とも呼ばれるシステム。電力系統における各機器をIoTによって統合的に制御し、1つの発電所のように機能させることを可能にした。未活用の分散電源を有効活用できる仕組みとして、近年期待が高まっている。

発電機を自動で稼働させることに成功
ヤンマーエネルギーシステムが開発した自動制御モジュールは、アグリゲーターからの要請に添って発電機を自動で稼働させることに成功。今後は、自動制御モジュールによるエネルギーサービスの提案を、同社顧客を中心として展開する予定だという。

ヤンマーは今後も、資源循環型社会「A SUSTAINABLE FUTURE」実現への貢献を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

バーチャルパワープラント用自動制御モジュールを開発 - ヤンマー株式会社
https://www.yanmar.com/2020/03/27/71615.html

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