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旭化成、「グリーン水素」プロジェクト第二弾!

  • 2018年5月8日
  • エネクトニュース
ドイツで風力模擬電源を使って実証実験
旭化成株式会社(以下「旭化成」)は5月7日、同社のヨーロッパ支社(以下「AKEU」)がドイツで、「グリーン水素」の実証プロジェクトを開始したと発表した。

ドイツは2022年までに原子力エネルギー廃絶することを目標に、再生可能エネルギー関連の技術開発を意欲的に進めている。AKEUのプロジェクトは現地の経済振興公社と共同で、ヘルテン市にある、水素関連の技術開発拠点で開始された。プロジェクトでは風力模擬電源を用いて、アルカリ水から水素を生成する。

旭化成は世界26カ国で使用されている、食塩電解システムの主要なサプライヤーだ。この技術を利用してアルカリ水電解システムを開発し、既に10MW級のシステムを想定した長時間の水素製造実証プロジェクトに成功している。

欧州企業や機関と協力して別のプロジェクトも
アルカリ水電解システムは再生可能エネルギーなど変動電源に適していて、エネルギー転換効率に優れ、単一の装置で大量の水素を製造することができる。

このシステムはCO2を再利用する手法の一つでもあり、AKEUは欧州企業や機関と協力して、CO2の回収・転換を主眼とした別のプロジェクトにも参加している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

旭化成 リリース
http://www.asahi-kasei.co.jp/

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