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非化石証書を利用して、CO2排出量削減に役立てる

  • 2019年1月18日
  • エネクトニュース
2018年創設の市場では既にオークションが3回
資源エネルギー庁は1月16日、2018年に創設された非化石価値取引市場の動きを伝えるスペシャルコンテンツ記事を掲載した。

再生可能エネルギーや原子力は「非化石」電源で、化石燃料を用いた発電と比較してCO2の排出量が少ない。再エネのこの環境価値を証書として売買する市場が非化石市場。2018年5月から11月までに計3回のオークションが行われた。

多くの企業がCO2排出量削減に取り組む中、誰もが再エネを自給自足できるわけではない。そこで水力発電由来の電力メニュー、グリーン電力証書、J-クレジット、非化石証書の購入など様々な対策が利用されている。

現時点ではFIT電源を対象に、順調に取引量が増加
非化石証書の取引は現時点ではFIT制度の対象となっている電源のみがオークションにかけられる。取引量は初回の約500万kWhから3回目の約2100万kWhへと順調に増加した。

2100万kWhとは、一般的な家庭での太陽光発電量に置き換えると、約3400戸分の年間発電量に相当する。

非化石証書の現在の課題としては、電源の種類がトラッキングできないことがあげられている。経済産業省はこれを受けて、現在トラッキング付きの証書販売の実証実験に取り組んでいる。

(画像は資源エネルギー庁公式ホームページより)


▼外部リンク

資源エネルギー庁 スペシャルコンテンツ
http://www.enecho.meti.go.jp/

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