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SBエナジーがゴビ砂漠で風力発電所の運転を開始

  • 2017年10月12日
  • エネクトニュース
出力50MWでモンゴルの経済発展と環境保全に貢献
ソフトバンク傘下のSBエナジー株式会社(以下「SBエナジー」)は10月6日、モンゴル国で出力50MWの風力発電所の営業運転を開始したと発表した。

モンゴルの発電施設は2015年の統計によると全国で1130MW、その88%が石炭を燃料とする火力発電だという。このプロジェクトではSBエナジーが地元企業と合弁会社を設立、同国の逼迫するエネルギー事情を緩和し、かつ自然エネルギーの導入を促進する目的で進めてきた。

モンゴルは気候変動を受けやすい国であり、自然エネルギーへのニーズが高い。同国政府は発電総量における自然エネルギーの割合を2020年までに20%、2030年までに30%へと引き上げる目標を立てている。

二国間クレジットで日本のCO2排出量削減にも貢献
初年度の発電量は年間約2億kWhが見込まれており、その全量がモンゴル国内で消費される。工事の最盛期には400名以上の作業員が参加していたがその95%がモンゴル国民で、しかも予定の12月より早く完成した。

モンゴルは環境省の二国間クレジット制度(JCM)に最初に参加した国であり、今回のプロジェクトによって削減できるCO2排出量は、日本の温室効果ガス排出削減量に算入される。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

SBエナジー リリース
http://www.sbenergy.co.jp/

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