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関電トンネルのトロリーバスを電気バスに全面変更

  • 2017年8月31日
  • エネクトニュース
2019年4月から全車両の15台を入れ替え
関西電力株式会社(以下「関西電力」)は8月28日、関電トンネルで使用しているトロリーバスを全車両電気バスに変更する旨について、北陸信越運輸局に届け出を行ったと発表した。

関電トンネルは長野県大町市と富山県中新川郡立山町を結ぶトンネルで、黒部ダムを建設するために掘削された。開通以来関西電力が保有し、1964年8月から中部山岳国立公園内の公共交通機関としてトロリーバスを運行している。

現在運行している車両は全15台で、1993年から1996年にかけて導入された。国立公園の環境保全や運行の経済性などを踏まえ、2019年4月中旬をめどに電気バスに変更することを決定した。

2018年は関電トンネルトロリーバスの最後の年
関電トンネルのトロリーバスはこれまで「トロバス」の愛称で親しまれて、累計6000万人以上の乗客を運んできた。2018年はこのバスを運行する最後の年になり、記念キャンペーンなど各種のイベントが計画されている。

新車両は現在の車両とほぼ同じサイズで車体が軽量化、53kWhの車載バッテリーを搭載、パンタグラフ方式で超急速充電を行う。関西電力は車両変更後も安全で快適な運行を行っていきたいとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

関西電力 リリース
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2017/0828_2j.html

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