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富士通が2050年にCO2排出ゼロ目標、再エネやAI活用

  • 2017年5月16日
  • エネクトニュース
「低炭素」から「脱酸素」への動きを受け
富士通は5月12日、2050年に自らのCO2排出ゼロを目指す新たな中長期環境ビジョン「FUJITSU Climate and Energy Vision」を策定したと発表した。

温暖化対策の新たな国際的枠組み「パリ協定」が2016年11月に発効し、「低炭素」から「脱炭素」に向けた大きな転換が必要だ。化石燃料産業から環境分野へ投資がシフトするなど、マーケットにも変化が生じている。

こうした動きを受け、同社はグローバルICT企業として、気候変動対策において果たすべき役割や実現すべき未来の姿を明確にした同ビジョンを策定した。

AI等のテクノロジーを駆使、再エネも活用
具体的には、「自らのCO2ゼロエミッションの実現」、「脱炭素社会への貢献」、「気候変動への適応に貢献」の3本が柱となる。

「自らのCO2ゼロエミッションの実現」では、AI制御といった最先端テクノロジーを開発・導入し、CO2排出量の大幅な削減を実現。同時に、再生可能エネルギーや炭素クレジットを活用し、自社のCO2排出量を正味ゼロとする。

また、「脱炭素社会への貢献」では、多様なモノやサービスをデジタルにつなげることで、社会システム全体としてのエネルギーの最適利用を目指す。

さらに、「気候変動への適応に貢献」では、センシング技術やAIによる高度な需給予測といったデジタル革新を支えるテクノロジーを駆使し、気候変動による顧客・社会への被害を最小限に抑える。

同ビジョンを達成することで、脱炭素社会を牽引する役割を果たすため、ICTを活用したイノベーションを創出していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

富士通 プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/05/12-2.html

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