岡本翔子の星占い 【獅子座】5月の運勢「交渉という選択肢があるのになぜ戦う必要がある？」

獅子座

7月23日〜8月22日生まれ

Why fight when you can negotiate?
「交渉という選択肢があるのになぜ戦う必要がある？」

　GWが明けると、にわかに身辺が慌ただしくなります。仕事では「結果を出せ」と無理な要求をしてくる人もいそう。気になるのは怒りや攻撃性をもたらす火星が、先月に続き獅子座を運行中だということ。

　怒りに任せて毒づいた言葉は、そのままそっくりあなたに跳ね返ります。物事をうまく進めるには、アンガー・マネージメントが必至。ムカッと来た時はまず深呼吸するとか、好きな音楽をかけて感情をフラットな状態に戻すこと。

　このメッセージは、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』の中で、ジョニー・デップ扮するスパロウ船長が口にするセリフです。戦うよりも交渉せよということなのでしょう。

　仕事運は悪くないので、「交渉能力を磨いてちゃんと成功せよ」と星はあなたにメッセージを送っています。今月は仕事で目に見える結果が出せるように、少し自分を追い込んでみると、思わぬ成果が上げられるかもしれません。

　ただし満月5月13日前後は要注意期間。意味もなく権力を振りかざしてくる人に、過激な物言いをしてしまいそうです。それよりもせっかくの満月です。親しい人たちと楽しい宴を催す方がハッピーに過ごせます。

下旬以降は公的機関などが主催するイベントに注目

　また仕事相手と会うときに、気の利いた手土産を持参できたらあなたの株が上がります。相手の負担にならず、それでいてあなたの存在をアピールできる商品を、日頃から探しておきましょう。

　下旬になると少し穏やかな運気に。公共施設や公的機関が主催するイベントに出かけると、面白い出会いがありそう。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の獅子座を運行するのは5月3日夜〜5月6日早朝、5月31日早朝〜5月31日終日まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子（おかもと しょうこ）

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文＝岡本翔子
イラストレーション＝INEMOUSE