モダン×異国情緒を極めたクリエイティビティな空間「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」誕生!

  • 2025年4月15日
  • CREA WEB

歴史を紡ぎ、未来へと物語をつなぐ“時空を旅する 和‧華‧蘭ラビリンス”

 その街の個性と地元の魅力を映し出すライフスタイルブティックホテル「ホテルインディゴ」から、2024年12月にニューフェイスがお目見えした。


「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」の外観。ホテルは、100年以上の歴史を持つ重要伝統的建造物群保存地区の伝統的建造物に指定される街のシンボルに、新たな命を吹き込んで誕生した。

「ホテルインディゴ」として日本で5軒目、九州初上陸となる「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート」が位置するのは、世界遺産の構成資産にして重要文化財の「旧グラバー住宅」や国宝「大浦天主堂」など、異国情緒あふれる長崎市の南山手エリア。“時空を旅する 和‧華‧蘭ラビリンス”をコンセプトに、“歴史を紡ぎ、未来への扉を開く”、唯一無二の場所を創り上げた。


長崎沙羅を表現したタイル地や、出島の形をモチーフにした扇形のラグなどが配されたロビーラウンジ。ロビーエリアは、商⼈達が親交を深めた社交場をイメージしたといい、どこか懐かしくもモダンな雰囲気が漂っている。

 重要伝統的建造物群保存地区の伝統的建造物に指定されている街のシンボルを舞台にした同ホテルは、煉瓦造りの外観や、白いアーチ窓、ステンドグラスなど、前身の面影を残しつつ、長崎港の開港以降、外国人商人によりもたらされたコレクションや、長崎のDNAでもある、“和(日本)・華(中国)・蘭(オランダ)文化”をデザインに取り入れた、異国情緒あふれるモダンな設えが印象的だ。


客室の一例「スタンダードキング 本館」。伝統的建造物をリノベーションした本館にある。

客室の一例「カピタンガーデンテラススイート」は、独立したリビングとベッドルームからなり、プライベートガーデンテラス付き。

 客室は、伝統的建造物をリノベーションした本館と、北館の全66室。30平米前後のスタンダードから、プライベートガーデンテラスやプライベートテラス付きなどのスイートルームまで多彩なタイプが揃う。

 そして客室デザインは、長崎港の開港以後、あらゆるヒトとモノと文化が交差して溶け合ってきた独特の世界観を表現。例えばその一例が、ベッドの壁面に飾られている“屏風アート”だ。屏風には、ホテルから望む風景や、異国から訪れた船が浮かぶ長崎港の風景が描かれている。また、ヨーロピアンテイストのクローゼットやミニバーなどの設えにも個性と遊び心が見てとれる。

革新的ガストロノミーとコラボアフタヌーンティー。グルメシーンにも注目!


ステンドグラスが美しく煌めく聖堂レストラン「Restaurant Cathedréclat(レストラン カテドレクラ)」の店内。

 居留地エリアの歴史的‧⽂化的要素と「ホテルインディゴ」らしいユニークなデザインを掛け合わせることで、ここでしか味わえない驚きと感動のある体験を演出してくれるのが、色とりどりに煌めくステンドグラスと約10メートルの天井高を持ち、かつて聖堂として使われていた場所を活用した「Restaurant Cathedréclat(レストラン カテドレクラ)」だ。


「Restaurant Cathedréclat」のディナーメニュー例。

 朝食、ランチ、アフタヌーンティー、ディナーを提供する「Restaurant Cathedréclat」は、朝食からビジター利用も可能なオールデイダイニング。

 ランチでは、地元ブランド鶏やブランド豚のメイン料理のほか、「ホテルインディゴ長崎バーガー」や、「長崎和牛南蛮カレー」などのアラカルトを用意。

 そして夜は、シグネチャーディナーコース“Blanche”をぜひチョイスしたい。長崎の旬の魚介、旬の地元食材にこだわり、クリエイティブなひねりを加えた、長崎の食文化と異文化の交わりを感じさせる革新的ガストロノミーが新たな食の世界へと誘ってくれる。


「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート with ピエール・エルメ・パリ」のイメージ。1名6,700円(税込・サ別)。2日前までに要予約。提供期間は、2025年5月31日(土)まで。

 もうひとつ注目すべきは、ホテル初となるアフタヌーンティーを提供中というニュースだ。

 かつて日本で唯一西洋との貿易窓口だった長崎市は、“シュガーロード”と呼ばれる長崎街道を介して日本に砂糖を広めたことで知られている。

 そこで、初アフタヌーンティーのテーマは、“シュガーロード”。さらに長崎のスイーツ文化を発信し、長崎の活性化を目指す街づくりプロジェクト「My SWEET NAGASAKi」を牽引する「ピエール・エルメ・パリ」とコラボレーション。

 そんな贅沢なアフタヌーンティー「ホテルインディゴ長崎グラバーストリート with ピエール・エルメ・パリ」では、「ピエール・エルメ・パリ」のマカロンやショコラを含むスイーツ7種とカステラのフルーツサンドや長崎煮のスライダーバーガーなどのセイボリー4種のほか、長崎県産のほうじ茶やホテルオリジナルブレンドの枇杷茶などのドリンクをラインアップ。色とりどりのステンドグラスが煌めく聖堂レストランで特別な午後のひとときを過ごすことができる。


美しい山の稜線と船が行き交う長崎湾を望む、緑に囲われた「Garden Terrace(ガーデンテラス)」では、ティータイムや食事が楽しめる。

 長崎の歴史や文化を踏襲したこのホテルでは、長崎の街を“さるく”*ような、出会いと発見に満ちたひとときをきっと叶えてくれるはずだ。(※さるく…街をぶらぶら歩くという意味の長崎弁)

ホテルインディゴ長崎グラバーストリート

所在地 長崎県長崎市南山手町12-17
電話番号 095-895-9510 (代)
https://nagasaki.hotelindigo.com

文=立花奈緒(ブレーンシップ)

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