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洋館が建ち並ぶ横浜山手の老舗「山手ロシュ」で素材の味を楽しむ昔ながらの洋食ランチ♪

  • 2024年3月11日
  • ことりっぷ


横浜で半世紀以上の歴史を持つ正統派の洋食店「山手ロシュ」。異国情緒漂う景色を眺めながらいただくのは、10日以上かけて煮込むビーフシチューをソースにした贅沢なハンバーグや、エビフライを添えたオムライスなどの洋食です。洋館巡りの途中に立ち寄って、丁寧な手仕事から生まれる洋食でお昼の時間を楽しんではいかがでしょうか。
1967年創業の老舗洋食店「山手ロシュ」。横浜山手の高台にたたずむ洋食店で、50年以上変わらない正統派の味をずっと提供し続けるこの付近では数少ないお店です。
港の見える丘公園に近くお店からは石造りの外人墓地の門も見え、異国情緒の漂うエリアです。通り沿いには山手234番館やエリスマン邸、べーリック・ホールなどのクラシカルな洋館が建ち並び、今もなお外国人居留地の面影を残します。
レストランの入り口には食品サンプルのショーケースがあり、昔ながらの洋食店らしい雰囲気が漂います。店名の「ロシュ」はフランス語で「城壁の岩」という意味で、お城をさりげなくイメージさせる看板も印象的です。
それぞれのテーブルにはクロスが掛かり、ほんのりとしたあかりが灯ります。お店を開いた当時は緑をたたえる生垣の向こうに、堂々とした富士山がその雄姿を見せていたのだとか。
ハンバーグやナポリタンなど数ある洋食の中で看板メニューは「ビーフシチューハンバーグセット」です。ビーフシチューのデミソースは牛筋と鶏がら、香味野菜などを焼いてから2~3日かけてとろ火で煮込み一度こしたものに、また新しく焼いたものを加えて煮込むという作業を繰り返し、10日以上かけて仕込んでいくのだそう。こうして煮込んだデミソースには素材のおいしさがギュッと詰まっていて、大きくカットしてトロトロに煮込んだ牛すじとともにハンバーグの上にかける贅沢な一皿です。
ハンバーグも古くから付き合のある精肉店から仕入れる鮮度のいい荒挽き肉を使います。質のいい肉は独特の甘みと香りがあるのだとか。そんな上質な肉だけが持つ特徴を手間暇かけて作ったデミソースがうまく引き出し、その甘みは、パンはもちろんのこと白いごはんとの相性も抜群。日本人がずっと慣れ親しんできたごはんにあう洋食をいただける希少なお店です。
サラダと一緒にエビフライも添えられる「オムライスプレート」。こちらも主役級の2品を一つのお皿に盛り付けた欲張りな一品です。ケチャップライスをくるむ玉子焼きは、昔ながらの焼き方で全体にじっくりと火を入れていて、そのため少し濃い黄色になっているのが特徴。こうした細やかな配慮が50年以上たっても変わることなく受け継がれています。時間をかけて手づくりする美味しさを老舗の洋食店で味わってくださいね。

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