サイト内
ウェブ

洋館が立ち並ぶ神戸・北野で見つけた古民家「VEGAN CAFE 喜雨」

  • 2023年6月29日
  • ことりっぷ


神戸の人気観光名所のひとつ・北野異人館街。レトロな洋館が集まるこのエリアにはめずらしい、昔ながらの古民家が「VEGAN CAFE 喜雨(キウ)」です。メニューはすべてヴィーガン対応、無農薬や有機栽培の野菜を使い、調味料も身体にやさしいものをセレクト。友だちの家に遊びに来たような感覚で、身体にやさしいヘルシーなランチやグルテンフリーの自家製スイーツがいただけます。
JR三ノ宮駅から北へ徒歩約15分、ラインの館、英国館、ベンの家といった有名な異人館のすぐ近くにある「VEGAN CAFE 喜雨」。北野通りから天神坂を上り、路地を東へ進むといくつかの住宅になじんだ古民家が見つかります。
以前は大家さんの住居だったため、できるだけ人が住んでいた気配を消さないように改装。年季が入った木枠とすりガラスの窓から、昔の名残を感じられます。
どこかで見たことがあるような家具とナチュラルなインテリアに、かわいいドライフラワーがしっくり馴染み、あたたかみのある空間を作り出しています。
玄関の右側にあるコンパクトな一間には、ソファと丸テーブルが。お客さん同士の視線がぶつからない配置なので、ゆったりくつろげそうです。
こちらでいただける料理は、お肉、卵、乳製品といった動物性食品をつかわないヴィーガンメニュー。店主の八朔伊久美さんは、もともと外食が好きだったものの、食事を有機野菜や無添加の食品に変えたところ、体調がグッと良くなったそう。今まで以上に野菜のおいしさに気付けた喜びから、ヴィーガンカフェを開いたと言います。
ランチは喜雨ごはんと、スパイスカレーとお野菜プレートの2種。喜雨ごはんは、前菜としてたっぷりのサラダを提供しています。
無農薬や有機栽培にこだわって仕入れた野菜は味が濃く、旨みが強いため、野菜好きにこそ喜ばれそうです。
旬の野菜を主役にした主菜は月替わり。この日はゴーヤ、なす、こんにゃくのエビチリ風。衣にタレがしっかり絡み、味は濃厚ですが、ゴーヤの苦味、なすのとろける甘さ、こんにゃくの弾力、それぞれの特徴はしっかり伝わってきます。
副菜は日替わりで約6種。甘い、土っぽい、苦いなどの野菜の持ち味をバランス良く組み合わせて、食べ飽きないよう心がけていると言います。
ヴィーガンカフェとはいえ、かしこまった雰囲気はないため、身体にいいものを食べたいとき、気軽に訪れてみてくださいね。
ティータイムにいただきたいのは、小麦粉不使用、グルテンフリーの自家製ケーキ3種、フルーツや野菜でつくったヴィーガンアイス、旬のフルーツを盛り合わせたデザートプレート。
自家製のケーキは、動物性食品、小麦粉、添加物などは不使用。食材や調味料にいたるまでオーガニックにこだわっています。一般的な材料と違うからといって物足りなさはなく、充分満足できる甘さとおいしさ。
食後の胃の軽さから、ふだんと違ったものを食べた実感が得られそうです。
すでに昼ご飯を食べていて、お腹いっぱいだけどデザートが食べたい、そんなときは日替わりのケーキ(単品)やヴィーガンアイスクリームもあるので、食後に立ち寄っても大丈夫ですよ。
北野異人館街という観光名所にありながら、路地奥にあるため界隈はとても静か。昔ながらの古民家の雰囲気も相まって、時が止まったかのような非日常感が味わえます。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 1996- 2024 Shobunsha Publications All Rights Reserved.