東京・自由が丘の閑静な住宅街に佇む「goma to（ゴマト）」は、小豆島の老舗ごま油製造業「かどや製油」による初のカフェ。看板商品「かどやの純正ごま油」をはじめ、ねりごま、いりごまなど、豊富な種類のごまを使用したごま料理を楽しむことができます。季節毎に変わるデリプレートやごまの風味が堪能できるスイーツなど魅力的なメニューが揃います。ごまを通じて新しい味わいを体験してみませんか。
東急東横線・自由が丘駅から徒歩約6分。「goma to」は、賑やかな駅前から緑が丘方面まで延びる自由が丘グリーンロード沿いにあるカフェ。お店を手がけるのは、1858年に小豆島でごま油製造業として創業した「かどや製油」です。
店名にはごま料理を通じて、ごまと共にごまの新しい魅力を知っていただきたいという想いが込められています。フードメニューは、下北沢の人気レストラン「サーモンアンドトラウト」の中村拓登シェフが監修。そのほか、食後に楽しめるパフェやシェイクといったスイーツメニューも揃います。
グレーとブラウンを基調としたモダンな空間は広々としており開放的。テーブルや椅子など所々にごまをイメージした色彩を取り入れるなどインテリアにもこだわっています。落ち着いた温かみのある雰囲気の中、豊富なごま料理をオシャレなカフェスタイルで味わうことができます。
シグネチャーメニューである「goma to プレート」は、季節毎に変わる9種類のデリを味わうことができるgoma toの看板メニュー。いり、すり、ねりごま、焙煎度合いが異なるごま油などを使い分け、一皿でまだ体験したことのないごまの魅力と出会うことができます。
現在は5月31日まで、彩り豊かな春の素材を使用したごまデリメニューを楽しむことができます。
プレートの内容は、9種類の内6種類が春の味わいに一新。中でも、いちごと茹でたスナップエンドウに白ねりごまの豆乳クリームを和えた「苺とスナップエンドウ 白ごま豆乳クリーム和え」や、甘くほろ苦い味わいの茹でた菜の花に鶏肉、オレンジに白すりごまを加えポン酢で和えた「菜の花と鶏のごまポン酢和え」、甘みがある春キャベツとアサリを濃口ごま油で蒸し、香り高く仕上げた「春キャベツとアサリのごま油蒸し」など、春食材とごまを組み合わせたデリは今しか味わえない魅力的なメニュー。
そのほか、黒いりごまで衣をつけたファラフェルに黒ごま豆乳クリームを合わせた「ファラフェル 黒ごま衣揚げ」、ごまらー油で味付けした半熟卵に白いりごまを合わせた「半熟卵らー油漬け」、焙煎せずに搾ったかどやの太白ごま油で揚げた「魚のエスカベッシュ」は、見た目から味わいまでごま尽くし。
口の中で香ばしいごまの風味が一面に広がり、ごまの魅力を存分に体感することができますよ。
プレートと一緒に提供される「揚げごま豆腐」は、ごまの魅力を芯から感じることができる一皿。店内のキッチンで練りごまから練って成形し、注文を受けてから揚げて提供するので温かい状態で味わうことができます。
表面はカリッとしていて、中身はもちもちした食感。豆腐の上にかけてあるねりごまソースとすりごまと一緒に食べると、ごまの香ばしい香りと味わいが口の中いっぱいに！トロッととろける新食感も合わせて楽しんでみて。
「マグロ節ふりかけご飯」は、温かいご飯の上に小豆島そうめんで使用したマグロ節と煎りごまと七味を混ぜた特製ふりかけがかかっています。特製ふりかけは魚介の旨味、ごまの香りを七味がピリッと引き締め、ふりかけ一つでご飯が何杯も食べられます。
「揚げごま豆腐」と「マグロ節ふりかけご飯」は、単品でも注文することができるので、気に入ったら追加で注文して味わってみてはいかが。
小豆島そうめんは、創業の地・小豆島で「かどや製油」のごま油を用いて作られるそうめんを使った麺メニュー。「春野菜と小豆島そうめん」は、小豆島そうめんにマグロ節で取った出汁をかけ、スナップエンドウ、からし菜、新玉ねぎ、うるい、パプリカなど春野菜をたっぷり盛り付けた期間限定。
添えてあるオリジナルのベリー純正ごまオイルソースをかけると、甘酸っぱさがプラスされ味わいに変化が。これから気温が高くなる季節にぴったりの一皿です。
デザートも季節のフルーツ、いちごをたっぷりと使用したごまの新たな魅力を発見できるパフェやシェイクを期間限定で販売しています。「ごまとストロベリーのショートケーキパフェ」は、いり・すり・ねりごまと、いちごを合わせショートケーキ風に仕上げたグラスパフェ。
グラスの中には「かどやの太白ごま油」でローストしたフィアンティーヌや白ねりごまを加えたクリーム、いちごアイスにgoma toマカロンをトッピング。いちごの酸味とごまの香ばしさ、クリームの優しい甘みが口いっぱいに広がります。
「白ごまのストロベリーシェイク」は、白ねりごまとバニラアイスをベースに、ストロベリーとクリームチーズをミックスしたシェイク。ベリーの酸味にチーズと白ねりごまのコクが合わさった絶品の一杯です。
「goma to」の料理やデザートに使用しているごま油は、スーパーやコンビニなど身近なお店で購入できるものばかり。カフェで味わったごま料理を通じて、新たなごまの味の魅力を発見し、日常生活の料理でヒントになれば食卓も彩ります。
「かどや製油」ではトクホのごま油を含む、5種類のごま油を製造しています。特におすすめの「かどやの太白ごま油」は、ごまを煎らずに搾り色と香りを抑えてあり、お菓子・パンづくりのバターの代わりにもぴったりです。どのごま油も、ごま油100%の純正・ピュアオイル。製法や原料で味わいや風味が異なるのも魅力的ですね。
店内では、スーパーなどで購入可能な「かどやの純正ごま油」とは味わいが異なるオリジナルごま油を3種販売しています。「goma to SESAME OILシリーズ」は、LIGHT、MILD、STRONGがあり、淡い風味からビターな味わいまで異なる風味のごま油が揃います。
そのほか、店内で焼いている「ごまグラノーラ」や「ごまクッキー」など他では出会えないお菓子もちょっとしたおやつにぴったりです。
「goma to」では、17時から「ディナーコース」を事前予約制で受け付けています。内容はアミューズからデザートまで、いりごま、すりごま、ねりごま、ごま油をたっぷり使った”ごまづくし。一日中ごま料理を味わえる「goma to」で、ごまの新しい魅力を体験してみてくださいね。
