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京都・烏丸でしっとり味わう発酵食ランチ♪ 酒粕の新たな魅力に出会える「純米酒粕 玉乃光」

  • 2022年7月11日
  • ことりっぷ


350年の歴史を持つ、京都・伏見の酒造「玉乃光」。2022年4月にオープンした「純米酒粕 玉乃光」は、「玉乃光」が酒粕をメインテーマに日本酒の新たな魅力を発信するアンテナショップ。レストランでは、こだわりのプレミアムな酒粕を使ったメニューを「玉乃光」の日本酒とともに味わえ、ショップでは家でも気軽に楽しめる酒粕やオリジナルスイーツなどに出会えます。
京都の烏丸駅から歩いて5分ほど。烏丸高辻通りの因幡堂(平等寺)のすくそばに「純米酒粕 玉乃光」があります。「酒粕を通して、日本酒のおいしさや、日本の風土に根付いた食文化を楽しんでほしい」と町家を改装して作られた店内は、木のぬくもりとモダンな雰囲気が融合した居心地の良い空間です。
入口のショップコーナーを抜けて、レストランスペースへ。2階には京都らしい風情ある中庭を眺められる個室もあり、木漏れ日を感じながらゆっくり味わえます。
おすすめは、酒粕と糀のおかず、季節のおかずがそれぞれ4種ずつ並ぶプレートランチです。内容は月替わりで、この日は塩糀に漬け込んだ鶏のから揚げやアボガドの酒粕漬け、だし巻き玉子など、見た目にも楽しく、日本酒にも合う品々ばかり。プレートに付く酒粕ポタージュは、酒粕のまろやかな風味が野菜の甘みを引き立てる逸品です。
レストランでは意外にも、酒粕の定番メニュー・粕汁はあえて提供していないそうです。「酒粕が苦手な人にこそ食べてほしい酒粕料理を」というコンセプトで開発されたメニューの数々に、酒粕を通して日本酒の新たな魅力を届けたいという店の意気込みが感じられます。
ランチの締めくくりは、鯛とスナップエンドウをのせてじっくり炊き上げた土鍋ごはん。アツアツのだし汁も付くので、2杯目はお茶漬けとして楽しむこともできます。
また、「純米酒粕 玉乃光」では、土鍋ごはんをはじめ、純米酒粕と利尻昆布やカツオ、サバなど5種のだしを合わせた特製だしで煮込む酒粕おでんや、一品料理が楽しめるディナーの時間帯も人気です。飽きが来ず、料理を引き立てると定評のある酒造「玉乃光」の純米吟醸や純米大吟醸とともに味わい、しっとりとした大人の時間を過ごせそうです。
米と麹、水のみで日本酒を仕上げる「玉乃光」では、酒造りの過程で、添加物を使用しない酒粕が副産物として発生します。1階のショップでは、そんな上質な酒粕に新たな価値を生み出したいと誕生したプレミアムブランド「無垢 -muku-」の香り高い純米酒粕を購入できます。
酒粕は、肉や魚を漬け込んで焼くとしっとりと柔らかくなるほか、お味噌汁やカレーに少し加えて即席粕汁や酒粕カレーにするなど、いろいろなメニューに「ちょい足し」すると普段の料理に深みが出るそうです。また、純米酒粕をじっくりさせた、ねり粕も販売。ねり粕は柔らかく扱いやすいので甘酒や粕汁づくりにもおすすめです。
「無垢 -muku-」ではプリンや焼き菓子といった酒粕を使ったスイーツも開発。なかでも酒粕プリンは、ふんわり香る酒粕と、とろけるようななめらかな口どけが評判。日本酒がじゅわっとしみ出してくるような酒粕フィナンシェや、酒粕を練りこんだホワイトチョコレートを挟み込んだ酒粕チョコサンドクッキーもあり、大切な人へのおみやげにもぴったりです。
栄養価が高く、健康にも良いと注目されている発酵食品の酒粕。「純米酒粕 玉乃光」のレストランで料理の魅力を引き出す酒粕や日本酒の魅力を再発見し、ショップで購入した酒粕を普段の食卓に取り入れると、暮らしがより彩り豊かに広がる予感です。
京都の老舗酒造が、酒粕という新たな視点で発信する日本酒の奥深さを味わいに、ぜひ訪れてみましょう。

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