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北鎌倉のカフェで陽気なイタリアのエッセンスにのんびり浸る♪「チポリーノ」

  • 2022年6月23日
  • ことりっぷ


ウッドデッキのテラスの向こうに緑をたたえる木々がそよぐカフェ「チポリーノ」。ナチュラルな雰囲気の漂うカフェでは、イタリアンシェフが腕をふるう盛り合わせのランチやスイーツが気軽に楽しめます。庭を眺めながら北鎌倉のゆったりとしたひと時を過ごしてはいかがでしょうか。
北鎌倉出身のイタリアンシェフのオーナーが、気軽に立ち寄れるカフェとしてオープンさせたカフェ「チポリーノ」。ご自身のイタリアンレストランの手前に建てたこぢんまりとした一軒家で、お店の前ではシェフ自ら仕入れる地元の鎌倉野菜や逗子の小坪漁港で水揚げした新鮮な鮮魚の販売も不定期で開催していて、近所の人にも注目されています。
外の緑を見ながら過ごすテラス側の席のほかに海外のバールで見かけるようなカウンターもあり、のんびりとくつろげる空間です。木目の壁やキッチンのタイル、カウンター下のコンクリートブロックなどの内装はオーナーがコツコツと仕上げたのだそう。大切にお店をつくり上げた手仕事の温かみも感じられ、レトロな焼き菓子のショーケースやフランスで穀物の保存庫として使われていたアンティークをテーブルに使うなど、ナチュラルな雰囲気も漂います。
ナチュラルで手づくりの温かさを感じるのは、料理に使う器にも。ランチに使うクルミの木のプレートは地元の作家さんによるもので、木目を生かしたやさしい風合い。その一方でポップな色使いでユニークな絵柄のイタリア製シチリア陶器のお皿もあり、北鎌倉らしさとイタリアの陽気なエッセンスがうまく混ざり合っていますよ。
ランチではイタリアの食材を盛り込んだ6種類の前菜とパニーニがいただけます。取材時は鴨肉のローストや天使のエビと呼ばれる高級食材、レバーペーストなどイタリアンレストランでいただくような前菜も盛り合わせに含まれていました。
レバーペーストにはペスキオーレというイタリアでよく食べられる小桃の酢漬けが添えられ、ナポリの揚げパン・ゼッポレや、トロトロチーズのストラッチャテッラをまとったミニトマトなどイタリアの風味も存分に楽しむプレート。そこにパニーニに挟んだ生ハムとルッコラ、大満足のランチです。
食後にナポリにあるボルボーネ社のコーヒー豆で淹れるカプチーノをいただけば気分はすっかりイタリアーノ。
カフェタイムにはタルトやパンナコッタなどが日替わりで登場します。表面をキャラメリゼしたパリパリ感が楽しいカタラーナもこのお店の人気スイーツ。北イタリアを代表するミネラルウォーターの会社が作る果実感たっぷりのオーガニックジュースにもよく合いますよ。
カタラーナはプレーンのほかオレンジやラムレーズン、カシスなど数種類のフレーバーがありテイクアウトにも対応しています。ぜひ北鎌倉の楽しい思い出と一緒に持ち帰ってくださいね。

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