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瀬戸内の島々への玄関口、岡山・宇野で台湾の家庭料理が味わえる「無天茶坊」

  • 2022年6月4日
  • ことりっぷ


JR岡山駅から電車で約50分、宇野駅のすぐそばにある宇野港は瀬戸内の島々への玄関口。3年に一度開催される瀬戸内国際芸術祭の舞台のひとつとして、周辺にはさまざまな屋外アートが展示されています。
個性的なカフェやショップが集まり、港町めぐりが楽しめるのも宇野の魅力。今回紹介する台湾カフェ「無天茶坊」もそのひとつです。フェリーを待つ間やアート散策の途中に、本格的な台湾料理でおいしい時間を過ごしてみませんか。
元銀行の重厚な外観はそのままに、店内は台湾をイメージした異国情緒あふれる空間に再生。天井が高く、ゆったりとテーブル席が配された開放感あふれる空間で食事が楽しめます。メニューは多彩にそろう台湾茶を中心に、伝統的でありながら親しみやすい台湾の家庭料理を提供しています。
こちらに訪れたら、まずは台湾茶で心休まるひとときを。茶器が並ぶカウンターでは、台湾人の茶藝師が本格的な作法でお茶を提供してくれます。1煎目、2煎目…と変化していく香りや味わいを五感で楽しむのが本場流。厳選された茶葉は約15種類そろい、台湾の美しい茶器でいただけます。
台湾茶のほかにも、タピオカミルクティーやフルーツティーといったドリンクも多彩にそろいます。台湾茶のひとつ「鉄観音」で作る「鉄観音フルーツティー」は、リンゴやオレンジといった4種類のフルーツがウッディな味わいのお茶にやさしい甘みをプラス。時間がたっても味が薄まらないようにと、烏龍茶の氷で冷やす心遣いも魅力です。
本場の味を楽しむ台湾スイーツもこちらの魅力。「台湾カステラ」や「パイナップルクッキー」など、約10種類がそろうなかで特に人気なのが「豆花(トゥファー)」です。
豆花は口どけのいい豆乳プリンに紫芋やかぼちゃのタピオカ、落花生や金時豆などをトッピングした台湾伝統のスイーツ。やさしい甘さにピリッとしょうがが効いた自家製シロップが味のアクセントになっています。ヘルシーな食材とさっぱりとした味わいで、夏にぴったりの一品です。
ランチでは「魯肉飯」や「焼き小籠包」など、台湾のおなじみの一品がそろいます。どれも台湾人のディレクターが幼少期に食べてきた家庭の味や、台湾の屋台を食べ歩いて探求したものばかり。なかでもおすすめメニューのひとつ「水餃子」は、生地から手作りして、ひとつひとつ手包みにこだわります。もちもちの食感で具材のうまみが凝縮。本場の味にこだわった大根餠や杏仁豆腐、サラダなどのセットで味わってくださいね。
「無天茶坊」では、スイーツやドリンク、ランチなどのテイクアウトメニューも充実しています。宇野港周辺に点在する屋外アートを鑑賞しながら、港でいただくのもいいですね。無天茶坊に立ち寄りながら、お腹も心も満たされる宇野トリップへと出かけましょう。

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