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パリ仕込みの上質なパフェを大阪・上本町「イル・ド・プチフェーブ」で召し上がれ♪

  • 2022年2月18日
  • ことりっぷ


閑静な住宅街にある「イル・ド・プチフェーブ」。オーナーパティシエはフレンチレストラン、カフェ、紅茶専門店などあらゆるジャンルの飲食店でデザートを担当し、パリのパティスリーで働いた経験もある守山知子さん。フランスの伝統菓子であるシブーストやマカロンを中心に、自家製のアイスクリームや焼き菓子、バタークリームサンドなど多彩なお菓子をつくっています。なかでもいろんなお菓子のパーツを組み合わせたパフェが人気を集めています。
近鉄上本町駅から南へ徒歩7分、住宅や学校に囲まれた静かな場所にある「イル・ド・プチフェーブ」。2008年にオープンして以来、地元住民からスイーツ好きまで、幅広い層に愛されています。
「誕生日や記念日といった特別な日だけでなく、毎日通えるようなケーキ屋さんになりたい」と、ケーキだけでなくクッキーなどの焼き菓子、自家製のアイスクリーム、シューアイス、バタークリームサンド、マカロンなど200円前後で買えるお菓子が多彩に揃います。
店内の奥には6席ほどのイートインスペースがあります。コーヒーや紅茶、ホットミルクやルイボスティーなどのドリンクがあり、ケーキとセットでオーダーすれば50円引き。マカロン、プリン、シュークリームとのセットは30円引きになります。
守山さん自身が甘すぎるものは苦手だそうで、こちらのスイーツは全体的にくどくない、やさしい甘さが魅力。通年オーダーできるチョコレートパフェは、自家製のアイスクリームが主体で、シフォンショコラやチョコレートマカロンなどを組み合わせています。
アイスクリームは2種入っていて、そのうちのチョコレートアイスが濃厚、プラリネアイスが香ばしくてすっきりした味わい。トッピングのマカロンはチョコレートアイスをサンドしているのでボリュームがありますが、隣に添えられた塩サブレには甘さがないので、あっさり食べ切れます。
ピスタチオアイスの入ったプレジエ グラタン仕立ては、いちごがおいしい1月~6月中旬に提供している期間限定パフェ。毎年登場を楽しみにしているファンが多い一品です。
香りが華やかなピスタチオのアイスクリームのまわりに旬のいちごといちごソースを。グラタンに見立てたシブーストムースを置いて表面をカリッと焼き上げています。シブーストはふわふわシュワッとした独特の食感で、表面のほろ苦いカラメルが味のアクセントになっています。
オープン当初からある名物スイーツは、パリ好きの守山さんが「憧れのケーキ」と話すフランスの伝統菓子・シブースト。試行錯誤を経て完成させたシブーストは、タルト生地のうえに洋梨のシロップ漬けを入れたムース、カスタードクリームを重ねたもの。軽めにホイップしたカスタードにはレモン果汁を入れ、トッピングにもレモンを。レモンの風味が漂いつつ、シャクッとした食感の洋ナシがアクセントになっています。
色とりどりのマカロンもオープン当初からあるロングセラー商品。パリのパティスリーで学んだマカロンを再現しようと試行錯誤を重ねたそう。季節によってラインナップは変わりますが、約12種がショーケースに並びます。
マカロン生地はサクふわっとしていて軽い食感。旨味のつまったスペイン産のアーモンドを使っているので、香りも豊かです。フレーバーはカシス、ミルクショコラ、バニラ、ピスタチオマンゴー、抹茶、いちご、パッションフルーツ、ゴマ、青りんご、キャラメルなど。1個から買える手軽さも人気の理由です。
パティシエとして長いキャリアがありながらも真摯にお菓子づくりに取り組む守山さん。パティスリーとしてはめずらしくアイスクリームを手作りするようになったのは、シューアイスに使っていたバニラアイスを「もっとおいしくしたい」と思ったから。アイスクリームは専用の設備が必要ですが「ケーキに使っている高品質な素材をアイスに使えばおいしくなる」と確信し、自家製でつくっているのだそう。
今年の3月には大阪・東天下茶屋にアイスクリーム専門店「サロン・ド・テ・イル・ド・プチフェーブ」をオープン予定。お菓子づくりに妥協しない守山さんの新展開も楽しみです。

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