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大阪・上本町の名パティスリー「なかたに亭」で個性派ショコラをチェック

  • 2022年2月5日
  • ことりっぷ


1987年に創業したパティスリー「なかたに亭」。素材をいかしたシンプルなスイーツづくりを大切にしているケーキショップですが、チョコレート菓子の人気が高まり、今ではチョコレート専門店に並ぶほどの品ぞろえに。特にショーケースに整然と並ぶボンボンショコラは、素材選びが斬新で、チョコレート好きのオーナーシェフ中谷哲哉さんの個性が光ります。
近鉄大阪難波駅から2駅の場所にある上本町駅が最寄り駅。近鉄百貨店上本町店や新歌舞伎座のそばにある人気パティスリー「なかたに亭」。特別な日に食べたい華やかなスイーツがありながら、親しみやすいアットホームな雰囲気で幅広い層に愛されています。
フランス菓子の伝統的な製法を守った洋菓子をベースにしていましたが、時代の変化とともに自由な発想でケーキ作りに取り組むようになったというオーナーシェフの中谷哲哉さん。今ほどチョコレート専門店がなかった時代から、カカオの可能性を見い出し、チョコレート菓子を増やした結果、チョコレートがおいしいパティスリーとして有名になりました。
中谷シェフが「自分の個性を凝縮した」と話すボンボンショコラは計10種。バーで飲んで気に入ったラム酒・ロンサカパは黒砂糖と、アイラ島の伝統的なウイスキー・ボウモワ12年はダークチョコと、北海道のクラフトジンは山椒のような風味があるティムットペッパーと合わせるなど、お酒を使ったショコラが多彩。ほかイタリア古代品種のアーモンドなど、めずらしい素材を盛り込んでガナッシュをつくり、一粒のショコラに仕上げています。
ボンボンショコラと色違いのパッケージで提供しているのは、ベネズエラ産のカカオを使用したトリュフチョコレート。酸味、苦みのバランスがよく、甘さは控えめ。くちどけもなめらかです。
チョコレートとカリカリ食感の組み合わせが好きなら、この透明の筒状パッケージの3品をチェック。
マンディアン・オ・ショコラはチョコレートにアーモンド、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、ピーカンナッツをのせたシンプルなお菓子。ロッシェ・グラノーラは自家製のグラノーラとミルクチョコレートを絡めています。アマンド・オ・ショコラはキャラメリゼしたアーモンドをチョコレートでコーティングした、誰もに愛される味わいです。
「なかたに亭」に訪れたら、ぜひ食べて欲しいのが約20年前に生まれ、レシピをマイナーチェンジしながら進化しているカライブ。ナッティーな風味があるカリブ諸島のカカオが気に入った中谷シェフが、濃厚なチョコレートだけを堪能できるように考案したチョコレートケーキです。
チョコレートのビスキュイにチョコレートのムースをのせ、なめらかなチョコレートでグラサージュ。トリュフ、カカオニブをトッピングし、さらにサイドにはチョコプレートも。さまざまなチョコレートのパーツが組み合わさることで、ビターな苦み、やわらかい甘み、個性的な酸味、ナッツのような香ばしさのハーモニーが味わえます。
店内奥はセルフスタイルのイートインスペース。ショーケースで好きなケーキを選び、お会計を済ませてから席に着きます。ドリンクはコーヒー、紅茶、アイスティー、りんごジュースの4種。
コーヒーは中谷シェフの息子・中谷奨太さんが店長をつとめる「ヤードコーヒー&クラフトチョコレート」にオーダーしたオリジナル。やや浅めの焙煎でフルーティーな味わい。飲み口も軽やかで、ケーキの味を引き立てています。
毎年1月末~2月初旬からバレンタイン限定商品が多数登場します。最寄りの上本町駅は、近鉄奈良線の大阪難波から3分、上本町駅と地下で直結している大阪メトロ谷町線谷町九丁目駅は東梅田駅から10分程度と都心部からアクセスがいい場所にあるので、個性的なチョコレートギフトを探している人は足を運んでみてくださいね。

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