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自分好みの紅茶の飲み方が見つかる、神戸・三宮にある紅茶専門店「tea room mahisa 」

  • 2022年1月21日
  • ことりっぷ


神戸・三宮で35年愛される紅茶の専門店「tea room mahisa(ティールーム マヒシャ)」。通常の倍量の茶葉を使って贅沢に抽出した紅茶に牛乳をたっぷり注いだミルクティーが看板メニューです。さらに約15種の茶葉を取り揃え、それぞれの個性に合わせて飲み方を提案しています。スコーンやチーズケーキなど、紅茶に合う自家製スイーツも豊富。ポットでサーブしてくれるので、紅茶にじっくり向き合う時間が過ごせますよ。
1987年にオープンした「tea room mahisa」。JR三ノ宮駅から生田新道を西へ5分、飲食店などが入ったビルの地下にあります。紅茶好きが多い神戸で約35年愛され続け、また県外からの訪れる人も多い名店です。
店名に「ティールーム」とありますが、英国調の雰囲気ではありません。フランスで工業製品として売られていた照明、アンティークの時計、アフリカで見つけたお面や民芸品など、店主が気まぐれで集めた家具が調和した、不思議な居心地の良さを感じる空間です。
茶葉はインド、スリランカを中心にケニア、国産のものも含め常時約15種。なくなり次第、新しい茶葉を仕入れるため、ラインナップはそのときどきで変わります。農園や品種ごとに個性を見極め、茶葉の挽き目を変え、さらにミルクティーまたはストレートティーどちらがいいか飲み方の提案をしてくれます。
店主の松浦将年さんいわく「ストレートティーは出汁、ミルクティーは出汁に+αを加えたスープ」とのこと。ストレートティー(720円~)は玉露のようなまったりとした旨みがあります。ミルクティー(720円~)は通常の2倍以上の茶葉を贅沢に使って抽出。そのため紅茶のフレーバーがしっかり感じつつ、牛乳とあわさったやさしい甘みが魅力です。
「頭で考えて飲む紅茶より、身体で感じる紅茶を」と、濃く抽出した紅茶に湯や牛乳を別添えし、飲む人が配合を調整しながら、自分好みの味を見つけられるように提供しているといいます。
紅茶のお供といえばスコーン。こちらのスコーンは全粒粉を使っているため香ばしい香りとザクザクした食感が印象的。クロテッドクリームと2種のジャムが添えられています。
クロテッドクリームは、牛乳を煮詰めてつくる、イギリスに伝わる伝統的なクリームのこと。生クリームとバターの中間のような味わいと食感で、スコーンとの相性が抜群。このクロテッドクリームを目当てに訪れる常連客もいるといいます。
ミルクティーと相性がいいのは、黒こしょうを降りかけたベイクドチーズケーキ。クリームチーズをたっぷり使っているため濃厚な味わい。ミルクティーといっしょに少しずつ食べるのがおすすめです。
オープン当初の人気商品で、最近リメイクして復刻させたのがさつまいもと黒ごまのケーキ。シーズンごとにさつまいもの品種を変えて焼き上げています。やさしい甘さの素朴な味わいもまた紅茶との相性の良さを感じます。
紅茶とスイーツのセットは平日13時~20時のみのサービス。ドリンクは月替わりのミルクティーorストレートティー、チャイ、シナモンチャイ、アイスチャイ、アイスティーから選べます。
店内で提供している紅茶の茶葉はテイクアウトが可能です。気に入った味を持ち帰るのもいいですし、気になりつつも飲めていない味を自宅で楽しむもよし。おいしい淹れ方はパッケージの裏に書いてあるので参考に。
「tea room mahisa 」はここ三宮にある本店のほか、日本紅茶協会が「おいしい紅茶の店」と認定した元町店、阪急岡本駅から徒歩4分の場所にある岡本店と神戸市内に計3店舗展開。元町店はランチの提供があり、岡本店は紅茶をマグカップでカジュアルに飲むスタイル。マヒシャの紅茶のファンになったら、お店ごとの違いも楽しんで。

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