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レトロビルから発信。「オミャーゲ名古屋」で見つけた、かわいくて新しい名古屋みやげ

  • 2021年6月7日
  • ことりっぷ


名古屋駅から徒歩5分という場所に新しくオープンした「オミャーゲ名古屋」は、今までにない新しいスタイルのスーベニアショップ。店内には焼き立てのおやつやドリンクを販売するコーナーもあり、なんだかレトロな雰囲気も。観光客はもちろん地元の人もぜひ行ってほしい、新しい名古屋みやげに出会うことができる場所ですよ。
今回紹介する「オミャーゲ名古屋」があるのは、名古屋駅西口から徒歩5分ほどの場所。このエリアに残る古い建物を活かしながらさまざまなお店をデザイン、プロデュースしている堀江さんが、新たに作り上げたお店です。
以前紹介した堀江さんのお店「喫茶River」やフリーペーパーの専門店「ONLY FREE PAPER NAGOYA」などもすぐ近く。堀江さんの地元であり、リニア鉄道駅の整備が進む駅西エリアを盛り上げる活動をしています。
この杉材のシェルフはオミャーゲ箱と呼ばれていて、それぞれ1箱ごとにさまざまな商品が置かれています。こちらは1ブース1か月3500円で貸し出しもしていて、地元の作家や企業の商品も。
ほかにも堀江さんがプロデュースしたオリジナルの商品や、地元らしい品を集めたセレクト品など、さまざまな名古屋みやげが並んでいます。
「今は自分が探してきたセレクト品を置いていますが、将来的にはここに商品や作品を置きたいという人だけで箱を埋めていきたい」という堀江さん。
ブース貸ししているの箱の中には、着物地で手編みストールを作っている70代のおじいちゃんの作品も。ジャンルや年代問わずさまざまな作家やアーティスト、企業の作品が集まったほうがきっと楽しいし、訪れた人にとってもさまざまな発見・出会いの場となると考えています。
お店の奥には、暖簾のかかったタイル張りのコーナーがあり、こちらは「たつの屋」というオリジナル和菓子のお店になっています。
「ぱんじゅう」というお菓子をモチーフにした、小倉あんがぎっしりの焼菓子となっていて、その名も「名物あんこがね」。あんこが大好きな堀江さんが、この地の新しい名物になればと開発した、たこ焼きを作る鉄板で焼き上げた素朴なおやつです。
「オミャーゲ名古屋」ではさまざまなオリジナル名古屋みやげを販売していますが、中でも注目なのが「iwappen」というワッペンブランド。手羽先や海老フライなどの名古屋名物や動物、食べ物、人物などなど、様々なものをモチーフにして作られていて、数十種類とあります。
堀江さんがプロデュースを手掛けた「オミャーゲ名古屋」ですが、その運営は、ひきこもりなど社会的孤立状態に置かれた方たちの支援を行っているNPO法人オレンジの会と共同で行われています。
店内の一部商品や「たつの屋」の名物あんこがねは、オレンジの会の皆さんが生産や発送業務を行っているそう。「オミャーゲ名古屋」は、支援が必要な人と地域社会を繋げる場所にもなっているのです。

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