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【毎日おやつ】大正時代にモガも愛した、カフェ・ユーロップの「バウムクーヘン」/東京都

  • 2020年10月8日
  • ことりっぷ


全国各地のおいしい・かわいいお菓子を紹介する「毎日おやつ」。おうちでのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みが詰まった逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。今回は東京都の「バウムクーヘン」をご紹介します。
パステルピンクの缶に、ミントグリーンのリボンがかけられた見た目がとにかくキュート!リボンをほどくと、缶の中から高さ10センチほどの「バウムクーヘン」が姿を見せます。
バウムクーヘンを切り分けると端正な年輪の層が目を惹きます。甘いバニラの香りに包まれ、しっかりした生地で食べ応えのある食感です。使っているのは、国産バターやマダガスカル産バニラビーンズなど選び抜いた素材。生地にアーモンドプードルを混ぜ込んでいるので、軽い口当たりです。ほのかな洋酒の香りがどこか大人っぽさを漂わせています。
大正時代に銀座の地で店を構えていた「カフェ・ユーロップ」は、コーヒーとスイーツのおいしいお店として愛されていました。そのスイーツを担当していたのがドイツ人の菓子職人、カール・ユーハイム氏。日本に初めてバウムクーヘンを持ち込んだ立役者です。惜しくもカフェは関東大震災によって閉業となっていましたが、2017年、場所を変えてリニューアルオープン。
ユーハイム氏の名前を聞いてピンときた人もいるのでは?じつは、バウムクーヘンで知られる「ユーハイム」の創業者その人なのです。
この「カフェ・ユーロップ」のためのレシピはオリジナル。もう1種、シックな黒い缶入りでコーヒーのアロマが香る「バウムクーヘン(コーヒー)」とともに銀座のカフェを表現したような味わいになっています。コーヒーを入れて、優雅に味わいたくなるお菓子です。

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