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キャンプの恵み

Vol.102 ど・れ・に・し・よ・う・か・な

  • 2016年3月17日

 来年度のキャンプや年間を通じた外遊びの参加者の募集が出回りはじめました。

 パンフレットをめくるといかにも楽しそうな写真が並んでいます。特に東京近郊ではたくさんの事業所がありますから、いったいどれを選べばよいのか迷ってしまいます。

キャンプとキャンプならざる共同生活

 もちろん、参加しやすいロケーションや、支払うことのできる費用も選択の大きな基準です。パンフレットを見ると、「意外と参加費が高いなぁ」と感じることもあるかもしれません。しかし、子どもたちのプログラムにはたくさんの大人がかかわる必要がありますし、貸し切りバスを使うようなプログラムのような場合、安全性を考えるとある程度高くなってしまうのも当然です。

 団体の理念や、運営体制、スタッフトレーニングの内容、安全対策などなど、プログラムの内容以外にもチェックすべき点はたくさんあります。歴史の長い団体は、十分な実績があって安心ですが、新しい団体がダメだというわけではないのは当然のこと。パフレットに載っている保護者の声は参考になりますが、受け取り方は人それぞれ。絶対的な情報とは言えません。Vol.102 ど・れ・に・し・よ・う・か・な

 もし、その団体が説明会をやっていたら、ぜひぜひ参加してみてください。こういったプログラムでは、なんだかんだ言ってもやっぱり「人」なのです。きちんとした説明をしてくれる、疑問に的確に答えてくれる、そんなリーダーのいるプログラムのほうが安心です。

 そして、実際にプログラムに参加したら、子どもの声をたっぷり聴いてあげてください。「もう、うるさいなぁ」と思うほどに話してくれたら、きっと「次も行きたい!」というサインです。話をしてくれなくても、本当はなにかうまくできなかったことが悔しかっただけかもしれません。それならば、ぜひ次も参加させてみてください。逆に、もしとってもつらいことがあって嫌な思いをしたのなら、そこからは距離を置くべきです。

 「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」

 いろんな方法で検討して、よいプログラムに出会ってくださいね。

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