
All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は東京都に住む46歳男性の積立投資エピソードです。
2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。
ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
■46歳・年収400万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?
今回は東京都に住む46歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。
▼家族構成本人、父親(78歳)、母親(74歳)
▼金融資産年収:本人400万円
金融資産:現預金980万円、リスク資産88万円
▼リスク資産の内訳・投資信託88万円
▼積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス/NISA:2023年から
2023年から、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスに積立投資を続けてきたという、今回の投稿者。
投資額は「月1万円からスタート」し、「5カ月後から月3万円に」増額して積み立てを継続しているとのこと。
投稿のあった2025年5月時点の運用実績については「元本65万円→運用益込88万円」と、着実に利益を生み出している様子です。
「積み立て開始早々からプラスで推移し、円安の影響もあって2024年末にはプラス48%になった」という運用益。しかし「2025年3月以降はトランプ関税の影響もあって、現在はプラス35%位」にまで下がってしまったとあります。
とはいえ「投資信託を始めたことで、かえって節約意識も高まった。年間120万円ペースで別途貯蓄ができるようになり、現在ペイオフ限度額ギリギリまで蓄えることができるようになった」とのこと。
これから積立投資を始める人には「投資信託は、貯蓄と組み合わせて考えるといいかなと思います」とアドバイスを送ります。
■46歳・年収400万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?
積立投資を始めてよかった点としては、「毎月わずかでもお金を投じることで、ジワリとお金が増えていくので、将来への安心感が高まり、心の余裕ができた」とコメント。
積立投資をするにあたっては、「生活がキツくならない範囲内で、積み立て金額は月3万円まで」と決めているといいます。
積み立てた資産は「60歳になったタイミング、もしくは10年後の家の建て替えのタイミングで」引き出すことを考えているそう。
新NISAについては、つみたて投資枠で「先進国株式を引き続き購入しつつ、今後は成長投資枠で、東証株価指数(TOPIX)に連動する上場投資信託(ETF)も購入予定」と教えてくれました。
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あるじゃん 編集部