物産展「英国展」が5月21日、高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階で始まった。(なんば経済新聞)
フィッシュアンドチップスとパイ
英国のグルメやファッションアイテム、王室の歴史を感じてもらうグッズなどを集めた同展。昨年初開催し、今年で2回目。60店(うちフード24店)が出店する。
フードは、スコーンやティー、フィッシュアンドチップス、ソーセージロールなど伝統的なグルメから、ジェリーズパイ、アールグレイ専門店が作るソフトクリームなどスイーツも。「ヘブリディアンスモークハウス」のスモークサーモンを出品する「ホンダシーフーズ」(東京都中央区)の遠藤光枝営業部長は「国外生産では珍しい減塩仕様。ピート(泥炭)でいぶっているので香りもとても良い」と胸を張る。
物販では陶磁器メーカー「エインズレイ」の「ティーカップ&ソーサー3色セット」(5万9,400円)や、テディベアメーカー「メリーソート」の10体限定テディベア(7万7,000円)など老舗の商品から、ロックバンド・ビートルズの描かれたTシャツ(5,500円)、手編みのバッグ(1万9,800円)などカジュアルな物まで用意する。
7階特設ステージではライブ演奏や大道芸パフォーマンス、トークショーなども開催する(25日まで)。初日はスコットランドの民族楽器バグパイプによる演奏が行われ、会場に力強い音色が響き渡った。高島屋大阪店の広報担当者・難波里菜さんは「旅行好きな人が多い印象。今年はライブ演奏などステージパフォーマンスも強化したので、会場にいながら英国旅行気分を味わってもらえたら」と話す。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。今月26日まで。