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飯塚の福岡カホスイミングスクール、地元住民の成長と健康を支え40周年

  • 2025年5月27日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 飯塚の福岡カホスイミングスクール(飯塚市有安)が5月17日で40周年を迎えた。(筑豊経済新聞)

 ベビークラスの様子=福岡カホスイミングスクール40周年(写真提供=福岡カホスイミングスクール)

 1985(昭和60)年に開業した同施設。「尊い命を守る」「水の素晴らしさを広め生涯スポーツの発展に尽くす」「青少年の健全育成」「地域社会に貢献する」という5つの理念を掲げ、水泳を通して子どもたちの成長や地域住民の健康維持・増進を目標にしてきたという。

 節目として今年3月、プール槽の入れ替えを含む大規模な改修工事を行った。リニューアルでは、7コースを6コースに減らし、1コースの幅を約40センチ広げることで、より安全に泳げるようにしたほか、プール内に階段を組み込み、プールへの入水・退水がよりスムーズにできるようにした。併せて、プールサイドの床やプール内階段も貼り替えるなど、安全面・衛生面の強化も図ったという。

 「40周年リニューアル&春の入会Wキャンペーン(入会金5500円免除・初月会費より5000円割引・その他特典あり。6月20日まで)」を実施している。

 副理事長の加藤陽子さんは「私自身も子どもの頃に当スクールの選手クラスで毎日練習に明け暮れる日々を過ごしてきたので、子どもたちの健やかな成長と地域の皆さまの健康づくりと共に40年歩んできたんだなと感じている」と振り返る。

 この40年の間で、スイミング教室に求める利用者のニーズは多角化してきたという。「健康維持増進、泳げるようになりたいというニーズは昔も今も変わりはないが、開校当初は『きれいに速く泳げるようになりたい』というニーズが多かったのが、現在は、『万が一溺れたときに対応できるように泳げるようになってほしい』という考えを持つ保護者が増えた。保護者の考えが変化していると感じる」と加藤さん。

 幼児~90代の会員がいる中でも、特に力を入れているのは幼児水泳。「幼少期は脳・神経系の発達が著しく、動作の習得をするのに最適な時期。数ある運動の中でも水泳は水平運動や回転運動や浮く動作など、水中でしかできない動作の習得ができるため、運動能力の向上だけでなく、脳の発育・知力の発育にも大きな効果がある。身体成長の著しい幼少期にたくさん水に触れ合ってほしいという思いで、地域の幼稚園・保育園に送迎付きの水泳教室を行っている。開校当初からずっと朝の幼稚園授業は行っており、25年ほど前には園への送迎付きの放課後水泳教室を始め、地域の子どもたちが通いやすく取り組みも行っている」という。

 「子どもが、できなかったことができるようになって『合格してワッペンもらったよ』と満面の笑みで報告してくれる時はとてもうれしい。いつも皆さんの笑顔あふれる健康の場になっていることを日々実感し、大変うれしい」とも。

 営業時間は10時~18時(土曜は16時00分まで)。日曜・祝日と月末定休。

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