2025/03/13 05:55 ウェザーニュース
14日(金)は、東北太平洋側から九州の広い範囲で日差しが届きます。高気圧、低気圧や前線が交互に通過し、短い周期で天気が変化しているので、貴重な晴天となりそうです。
ただ、北日本を中心に西高東低の冬型の気圧配置となり、北日本日本海側を中心に雪や雨が降る予想です。特に北海道の日本海側やオホーツク海側で風雪が強まり、荒天となるおそれがあります。
週末の15日(土)から週明け17日(月)にかけては低気圧が本州南岸付近を北東へ進むため、全国的に天気が崩れる見込みです。
低気圧に近い太平洋側を中心に強雨やまとまった量の降水が予想され、低気圧の発達具合によっては大雨になることも考えられます。
風も強まり荒れた天気になるおそれもあるので、今後の情報に注意してください。
今週後半は南から暖かい空気が流れ込むため、全国的に暖かさが期待できます。西日本や東日本は20℃前後まで気温が上昇し、桜の開花に向けてつぼみの生長も進みそうです。気温の上昇に伴い花粉の飛散量も増える予想です。花粉症の症状が悪化しやすくなるため、マスクの着用や薬の服用などでしっかりと対策を行ってください。
金曜日頃から北日本には寒気が流れ込み、週末は天気が崩れることで西日本や東日本でも気温があまり上がりません。来週は寒気が南下するため、東日本や西日本でも昼間の気温が10℃前後の日もある見込みです。まだ厚手の冬コートの出番はありそうですのでお気をつけください。