2025/05/14 09:53 ウェザーニュース
先週末からアメリカ南西部で40℃超の暑さをもたらした暖気が東に移動し、テキサス州やオクラホマ州などで気温が上昇しています。週末にかけて記録的な暑さになるおそれがあり、気象当局は熱中症への警戒を呼びかけています。
カリフォルニア州やアリゾナ州などに暑さをもたらした高気圧が東に移動し、南からの暖かな空気はテキサス州などの上空に流れ込みやすくなっています。上空1500m付近で+20℃以上の暖気に覆われ、各地で気温が上昇しました。
現地時間の10日(土)に今年初めての110°F(43℃)超を記録したデスバレーでは12日(月)の最高気温が38℃と若干、暑さが落ち着いています。その一方でテキサス州を中心に気温が上昇し、13日(火)はサンアントニオで38℃を記録。2日前に比べると10℃近くも高くなりました。
14日(水)も厳しい暑さになる見通しで、ウェザーニューズではダラスの最高気温が40℃に達すると予想しています。
テキサス州を中心に数日程度は厳しい暑さが続き、この時期としては記録的な高温になる所がある見通しです。アメリカの気象当局はExtreme Heat Warning(高温警報)を発表。熱中症に警戒するように呼びかけています。