2025/05/13 05:56 ウェザーニュース
【 この先のポイント 】
・西、東日本はこの時期らしい暑さ
・週後半から「梅雨の走り」のような天気
・沖縄や奄美は梅雨入りが遅れる
週後半からは曇りや雨のすっきりしない天気の日が多くなりそうです。気温は平年並かやや高めで、北海道でも夏日になる見込みです。
14日(水)は高気圧に覆われて、全国的に晴れるところが多くなります。日差しとともに気温も上がり、予想最高気温は25℃以上の夏日のところが多くなる見込みです。
15日(木)以降も平年よりも気温が平年並み〜高めの日が多くなる予想です。特に北海道では週末にかけて最高気温が25℃前後の日が続く予想で、こちらは季節先取りの暑さとなります。
西日本や東日本の内陸では、日差しが届くと30℃前後まで気温上がる可能性があります。じわじわと湿度も上がってくるので、屋外での活動の際は熱中症に注意が必要です。
まだ暑さになれていない時期ですので、農作業やスポーツの際には水分補給をこまめに行い、脱水症や熱中症の予防を心がけてください。
15日(木)になると前線が北上し、九州南部では雨が降り出す予想です。16日(金)以降も本州の南岸付近にしばらく前線が停滞する傾向で、北海道から九州の広い範囲で曇りや雨のすっきりしない空が続き、梅雨の走りのような天気となりそうです。また、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に強雨や大雨となる可能性もあります。
まだ前線の動向には不確実性が高く、前線の停滞する位置次第で天気傾向が大きく変わるため、最新の予報を随時ご確認ください。
太平洋高気圧が強まっているため、沖縄ではこの先しばらく日差しが届く日が多くなる見込みです。
平年の梅雨入りの時期は、沖縄では5月10日頃、鹿児島県の奄美地方では5月12日頃となっているので、今年の梅雨入りは平年よりも遅くなりました。
本格的な雨のシーズンが始まる前に、洗濯や雨への備えなど、日差しの有効活用をすることをおすすめします。