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博多を代表する100年企業を目指して!あの鯛茶の名店が天神に4年半ぶりに復活オープン

  • 2025年6月10日
  • Walkerplus

4月にワンビルがオープンするなど、着々と進む再開発事業、天神ビッグバン。再開発によるビル建て替えに伴い、長年天神の地で愛され続けた飲食店が閉店・移転するといったニュースも多く耳にしてきた。
天神を代表する老舗の一つ「割烹よし田」
天神を代表する老舗の一つ「割烹よし田」

2021年2月に博多区店屋町に移転した「割烹よし田」も然りだ。
「割烹よし田」といえば、鯛茶がおいしい店として広く知られ、移転した当時は「天神を代表する日本料理の店もいよいよ移転か…」など、天神から姿を消すことに残念がる声が多数聞かれたもの。
ただ、そんな「割烹よし田」が4年半ぶりに天神の地に戻ってくる。2025年6月10日(火)に装い新たにグランドオープンする「割烹よし田 天神本店」の魅力を紹介していく。

■よし田といえば、鯛茶
【写真】鯛はさばきたてのため、プリプリ!秘伝のタレはもちろん、ご飯の炊き加減、お茶の濃さなど、すべてが計算し尽くされている
【写真】鯛はさばきたてのため、プリプリ!秘伝のタレはもちろん、ご飯の炊き加減、お茶の濃さなど、すべてが計算し尽くされている / 写真提供:割烹よし田

割烹よし田は1963年に創業。もともとは天神2丁目にあったが、1975年に天神1丁目に移転し、長年多くの人に愛されてきた。なかでもランチタイムに提供した鯛茶は割烹ならではの上品な味わいを手軽に食べられるとあって、天神で働く人々を中心に人気を集め、今では“鯛茶のよし田”として広まっているほど。

ファサードの縦格子が和の雰囲気を演出
ファサードの縦格子が和の雰囲気を演出 / 写真提供:割烹よし田

天神本店がグランドオープンするのはもともと旧本店があった場所。隣接するビルと同時開発したことで街の風景になじみつつも、コーポレートカラーでもあるべんがら色の縦格子が品のある和の雰囲気を作り出す。“よし田”と書かれた看板は控えめだが、建物自体がシンボルとなるようなデザインは、街の風景がどんどん変わっていく天神において、新しくも伝統を大切にする街づくりの見本となりそうだ。

■おひとり様から日常使い、接待、慶事まで!
1階のカウンター席。生け簀の中を泳ぐ魚が見える凝った造り
1階のカウンター席。生け簀の中を泳ぐ魚が見える凝った造り

地上4階建ての建物は、1階〜3階がイートインスペースになっている。
1階は旧本店を彷彿とさせるような懐かしい雰囲気を再現したボックス席に加え、1人でも利用しやすいカウンター席を準備。

伝統も大切にしていく
伝統も大切にしていく

間仕切りの障子にかつて使っていた包装紙の意匠を用いたり、竹格子を再利用したり、旧本店に通っていた人にとっては思わず「懐かしい!」と感じる設えが随所に。

最大60名を収容できる大広間
最大60名を収容できる大広間 / 写真提供:割烹よし田

最も収容人数が多い2階は最大60名が入れる大広間と個室2部屋を完備。大広間は人数に応じて、4つの空間に分けることができ、例えばやや大人数の15名程度のプライベートな宴会などにも対応可能。通常のランチタイム営業では、この大広間がメインの飲食スペースとなる。

3階の個室「宝満」。旧本店で使っていた照明や木彫品などを飾る
3階の個室「宝満」。旧本店で使っていた照明や木彫品などを飾る

3階特別室で目を引く博多人形は中村信喬さん作
3階特別室で目を引く博多人形は中村信喬さん作

3階は8タイプの個室があり、最大12名まで対応。プライベートな落ち着いた雰囲気で、ビジネスシーンから慶事まで、多様なシーンで重宝しそうだ。

ランチ限定の鯛茶天ぷらハーフセット(2530円〜)
ランチ限定の鯛茶天ぷらハーフセット(2530円〜) / 写真提供:割烹よし田

メニューは名物の鯛茶(1760円)やイカの活き造り(時価)など博多店屋町店と同じ通常メニューに加え、天神本店限定のスペシャルランチコース(5500円)、季節感も大切にした4種の会席料理(1名8800円〜※要予約。注文は2名〜)も準備。

天神本店限定の会席料理 雅会席(1名22,000円)。各会席料理は締めに鯛茶が楽しめる内容になっている
天神本店限定の会席料理 雅会席(1名22,000円)。各会席料理は締めに鯛茶が楽しめる内容になっている / 写真提供:割烹よし田


■満を持して家庭向け商品も登場!
「家庭割烹」の商品は店舗をはじめオンラインストアや催事でも販売。2025年3月に上梓したレシピ本「割烹よし田のかんたん家庭ごはん」(KADOKAWA)も
「家庭割烹」の商品は店舗をはじめオンラインストアや催事でも販売。2025年3月に上梓したレシピ本「割烹よし田のかんたん家庭ごはん」(KADOKAWA)も

さらに天神本店のグランドオープンに合わせてトピックスがもう一つ。今までたくさんの要望があった家庭向け商品がついにリリースされる。その名も「家庭割烹」シリーズ。
「いつもの料理がちょっと格上げされる“割烹のさじ加減”を皆さまのご家庭に」をコンセプトに、名物・鯛茶のたれを家庭用にアレンジした「鯛茶たれ」、鯛を知り尽くしているからこそ生まれた「鯛だしつゆ」など、全7種をラインナップする。
プロ向けの特別な食材ではなく、いつものスーパーで手に入る食材との相性を追求しているというから、家庭でも気軽に活用できそう。

現社長の吉田泰三さんをはじめ、3代目の吉田憲史さんも本格的に店舗運営に携わる
現社長の吉田泰三さんをはじめ、3代目の吉田憲史さんも本格的に店舗運営に携わる

“博多を代表する100年企業”を目指し、未来に向けて新たなスタートを切る「割烹よし田」。名実ともに天神・博多を代表する割烹として、地元民・観光客と幅広い人々にますます愛されていきそうだ。



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