
しょうもない嘘は勘弁です / 画像提供:ザバックさん
駅員経験のあるザバック(@theback_blog)さんは、X(旧Twitter)やブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。駅員のあるあるをテーマに描いた「しょうもない嘘は勘弁です」の漫画を投稿している。今回は本エピソードを紹介するとともに、著者にICカードで電車に乗って折り返すような行為についても伺った。
■一度電車に乗車したら、お客さんはお金を払うのが規則なのに…
「しょうもない嘘は勘弁です」1-1 / 画像提供:ザバックさん
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SNSやブログで「100日後にやめる契約駅員さん」などの作品を投稿しているザバックさん。本作「しょうもない嘘は勘弁です」は駅員としての勤務経験があるザバックさんが実際に体験したことをもとに描かれている。
ある日の勤務中に女性のお客さんから「さっき駅に入ったばかりだけど、急用ができてもう電車に乗らないから出してほしいの」と言われたペン助。通常この場合だと、お客さんからICカードを借りてキャンセルの手続きをするのだが、ICカードの履歴を見てみると、現在の時刻は14:00だが、入場記録は12:00と表示されている…。お客さんが一度乗車して折り返して来たのだということが簡単にわかってしまったペン助は「バレるような嘘はついてほしくない」と心の中で思うのであった。
本作のエピソードのようなICカードで電車に乗って折り返す行為について、ザバックさんは「まぁ電車に乗ったけど、結局向こうの駅で降りてないんだから『お金を払いたくない!』っていう気持ちはわからなくはないんです」と一定の理解を持ちながらも「でも、タクシーと同じで電車に乗車して移動したならお金を払ってもらうのが規則なので、キチンとお金はいただきます」と冷静な見解を述べてくれた。
最後に「どちらにせよ、嘘をつくのはやめてほしいですね」と締めてくれたザバックさん。まさかそんな人が?と思わずにいられない"駅員あるある"、ぜひ一度読んでみてほしい。
取材協力:ザバック(@theback_blog)