
「秘技・セクハラ殺し」 / 画像提供:伊東(@ito_44_3)
セクハラ・パワハラなどのハラスメントに対して「昔なら普通のことだった」「騒ぎすぎ」という意見がある。本当にそうだろうか?また、された側が強く出ればどうだろう?「スカッとした」「千倍返しで最高」と声が届くなか「オーバーキルすぎ(やりすぎ)」という声も届く、伊東(@ito_44_3)さんの創作漫画「秘技・セクハラ殺し」紹介したい。
■「やりすぎ」?それとも「ザマァ」?賛否両論の5コマ漫画が話題に
秘技・セクハラ殺し1 / 画像提供:伊東(@ito_44_3)
秘技・セクハラ殺し2 / 画像提供:伊東(@ito_44_3)
秘技・セクハラ殺し3 / 画像提供:伊東(@ito_44_3)
出張前日の夕方、上司から伝えられたのは「ホテルの予約を間違えて、ツインで取っちゃって…」という含みのある一言。ニヤついた顔で「大丈夫そ?」と聞いてくる上司にたいして、部下の女性は表情を変えずに「気にしないでください」と返す。しかし次の瞬間、彼女は思わぬ“逆転劇”を見せる。「私もスケジュールを間違えちゃって、明日の出張には行けなくなったんです」と部下の女性。さらに、仕返しとばかりにやらかしたミスを次々と報告し始めると、あれほど余裕を見せていた上司の顔が一変。「え!?」「な!?」と、言葉を失っていく様子が、わずか5コマの中で鮮やかに描かれている。
ツインの部屋に込められた下心が一気に吹き飛ぶ展開に、読者からは「スカッとした」という声が集まった。しかし一方では、「やりすぎでは?」といった反応も。作者の伊東さんは「私としては『ザマァない』のつもりで描いたのですが、見る人によってはオーバーキルに映るようですね」と話す。
伊東さんが毎日投稿しているXの5コマ漫画には、多くの共感が寄せられ、万バズ級のヒット作も少なくない。伊東さんは「いいねやリポストが日々の励みになっています。これからも更新を続けていきたいです」と、創作への意欲を語った。
セクハラやパワハラにモヤモヤを抱えている人は本作「秘技・セクハラ殺し」をぜひ読んでみてほしい。胸のつかえがスッと消えるような、痛快な読後感が待っているはずだ。
取材協力:伊東(@ito_44_3)
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