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【人間を拾った…】不気味なモンスターに「飼われる」身になった青年、逃げようとしたらモンスターがピンチを助けてくれた?【作者に聞く】

  • 2024年2月8日
  • Walkerplus

ただコンビニへアイスを買いに出かけただけなのに、異世界で謎の生物に「飼われる」生活を送ることになってしまったら?そんな現実世界とは“逆の視点”を描いた、ぴえ太(@camoy_ghost)さんの「ニンゲンの飼い方」が話題を集めている。今回、作者のぴえ太さんにインタビューを敢行。本作が誕生した経緯や反響に対する思いなどを語ってもらった。


■「1人と1匹が手探りながらも交流していくのを描いていきたい」

突然意思疎通もままならない巨大なモンスターに拾われ、囲われた空間で生かされることになったなら…。人間にとってみれば恐怖でしかない展開だが、本作を読んだ読者からは「見方が違えば、自分たちが飼っているペットはこんな世界に見えているのかも」といった声も寄せられている。

そんな「ニンゲンが飼われる」という異世界設定で作品を描いたきっかけについて、ぴえ太さんは「初めはそういう設定は考えていなくて、次に描くときにニンゲンのことを教える人外なら飼育指導の方が話を広げやすい、と思ったのでこういう世界観で描くことにしました」と告白。

本作は「ニンゲンの飼い方の取扱説明書」という、まさしく動物の飼い方を模したイラストページからスタートしているが、そうした“設定”を描いた理由を尋ねると「特に理由はありません(笑)。最初はニンゲンになれていない人外に教える図鑑みたいなものがあったらおもしろそうだと思って描いたので、そこからもっといろいろと掘り下げてみて、漫画も描きはじめました」とのこと。とは言え、これがあったからこそ読者がスッと世界観に入り込めるのかもしれない。

本作はX(旧:Twitter)などSNSを中心に話題となり、pixiv月例賞を受賞するなど大きな話題となっている。そうした反響については「pixivマンガ月例賞を受賞いただいたのは、かなりびっくりしました。Xでもpixivでも『ニンゲンの飼い方』を見て下さる人達が思っていたよりもたくさんいらっしゃって、とても感謝しています」と率直な思いを語った。

Xでは現在(2024年2月7日時点)第10話まで公開されている「ニンゲンの飼い方」シリーズ。今後の展開も気になるところだが、ぴえ太さんは「まだ未定ですが、漫画の方は1人と1匹が手探りながらも交流していくのを描いていきたいと思ってます」と展望を明かしてくれた。



取材協力:ぴえ太(@camoy_ghost)

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