
主にSNSで創作活動を行い、人気を集めているチャロス(@Cha_ros)さん。ラブコメをはじめシュールな話や切ない話など、さまざまなジャンルの漫画を投稿し、ファンを魅了している。
考えさせられる結末の漫画や妖怪、都市伝説を扱った漫画を得意としているチャロスさんの作品の中から、今回はハロウィンにちなんで「ゾンビカップルあるある」をお届け。本作の制作秘話についても、作者のチャロスさんに話を聞いた。
「死ぬまであなたを大切にします!」そんな情熱的な彼の告白から誕生した1組のゾンビカップル。“ある程度の”時を経て「そろそろキスしたい」と考えた彼。チャンスを伺い、トライするも…2人のキスの行方は!?
この漫画を投稿した際には、彼女の対応に「これほんとわかる」、ゾンビの彼の対応に「文字通り“腐って”いる」といった声や、ゾンビならではの時間の経過に「長いね〜道のりが」といった声も寄せられた。
「ゾンビカップルあるある」について、作者のチャロスさんにも話を聞いた。
――ゾンビカップルという設定がかなりユニークだと思うのですが、どういうところから着想されたのでしょうか。
人間には寿命があるので、どれだけ永遠の愛を願ってもいつか終わりがきてしまうものですが、ゾンビなら物理的に可能じゃん、ってふと思ったのが最初だったかと思います。片方が人間、というバージョンも考えていたんですけど、両方ゾンビの方がよりコメディに振り切れるかなと思いました。
――本漫画は、ハロウィンを意識して描かれたのでしょうか?
ハロウィンはかなり意識して描きました。というのも実は本作を描く前から毎年ハロウィンの時期に一枚絵とかを描いていたので、今回はイラストじゃなくて漫画にした、という感じです。
――チャロスさんは、ハロウィンをどのように楽しまれますか?
昔チーズドッグが流行ったときに「彼女が無理矢理、彼氏にチーズドッグのコスプレをさせる漫画」を描いたことがあるんですけど、それがまあひどいんですよ。「トレンドだから」という理由だけで身体中にマスタードやらケチャップやらを大量にかけられて肌色の部分がほぼない、というビジュアル。その状態で無理矢理外に駆り出されるんですけど、今の時代だからこそそれぐらいはっちゃけることが大事なんじゃないかなと思います。なので、いつかチーズドッグのコスプレをやりたいです。
11月30日(木)には、KADOKAWAよりチャロスさん初の単行本「スナイパー女子とゼロ距離先輩」が発売決定!現在Amazonなどで予約受付中なので、ぜひチェックしてみて。
画像提供:チャロス(@Cha_ros)